陽だまりに咲く

大寒を控えて、陽だまりでは花が咲き続けている。
いま庭に咲いている花々を紹介しよう。


パコパ(オオバコ科)
秋の終わりに買ったときは小さな株だったが、鉢からこぼれるように咲いている。
さすが、道端でしぶとく咲くオオバコの仲間だけある


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ブルーデージー(キク科)
科名のとおりに菊の形の花。
この澄んだ青色はとっても凛々しく見える。
以上の2種は、アフリカが原産。品種改良されて世界で愛されている


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サザンクロス(ミカン科)
ミカン科だけあって常緑で、葉茎に柑橘系の芳香がある。
星形ピンクの花が可愛い。オーストラリア原産。


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ヒメツルソバ(タデ科)
「蓼食う虫も好き好き」のタデの仲間。
とても丈夫で日本中で半野生化している。ヒマラヤ原産。

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カルーナ(ツツジ科)
エリカに近い種で、常緑の木。
20~30センチの高さにしかならないのでコンテナ栽培に適する。


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ネメシア(ゴマノハグサ科)
昨春に買い求めそれ以来、春夏秋冬と絶えることなく咲いている。
とっても花付きが良く丈夫である。本来なら1年草だと思うが・・・


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サンサシアプラス(リトルバナナ)(ゴマノハグサ科)
上のネメシアを交配でさらに改良した品種。
ゴマノハグサの仲間は特にお勧めしたい花だ。


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ロベリア(キキョウ科)
これも昨春から咲き続けているが、白と薄青の株は今は咲いていない。
キキョウの仲間だけに紫の株が一番丈夫のようだ。


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ガーデンシクラメン(サクラソウ科)
初冬に庭に植えて今が盛りに咲いている。


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ニホンスイセン(ヒガンバナ科)
12月の初めから咲いている。
S先生(→こちら)宅にも鉢に植えてお届けしたが、部屋の中だともう花が終わっているだろう。


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昔と違って品種改良が進んで冬でも花を楽しめる。
原産地を知れば世界旅行の気分も味わえる。

日日食堂

中井の畑の初仕事を早々に切り上げ、大磯の日日食堂でランチをとる。
場所は、JR線と国道1号が交差するすぐ横。
裏手には、広重の旧東海道・大磯宿の松並木が今も残る。


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元は電気部品の工場をリノベーションした建物。
昔の看板がそれを物語る。


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天井裏にはむき出しの電線とそれを支える碍子。
工場では碍子も作っていたというから、その焼成窯もあったのだろう。

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「二十四節季のごはん・小寒」を注文。
小鉢には旬の野菜の炊き合わせ、平皿には車麩のフライ・キャベツのハーブ蒸し・牛蒡の味噌煮・人参と菜の花の柚子味噌あえ。
地の野菜を活かした優しい味付けだ。

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食事の席は20人分ほど・・・

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その奥に手作り作品の展示(教室も)スペースが広がる。
今月は湯河原の「伊藤正明 陶展」
ミカンの木と葉の灰から作った釉薬がほんのりと青を浮き出す。


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ガラス戸の奥が漆塗りをする工房。
塗師のお兄さんが気さくに説明してくれる。


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ぶら下がっているのはフィンランド伝統のヒンメリと言うもの。
ライ麦の麦わらの中に糸を通して組み合わせる。
豊作を祈り、家族の幸せを願い、また家のお守りとして作られると。


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ヒンメリがかすかな風でゆっくり回り、その影が白壁の上を動く。
昔、モビールとか言ったものを作ったっけ。


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お客も一段落して、マスターが出てきた。
「正月明けなので、一段とおなかにやさしくと心がけました。」
風体と違って、笑顔の方も優しい。


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食べる楽しみと、手仕事の楽しさがゆったりした空間に満ちている。
大磯の新名所。

ワンダフルな戌年に

皆様も穏やかな元旦をお迎えのことと思います。
お御籤のとおりに「初めは思わしくないが後は必ずよし」の気持ちで今年も過ごしてまいります。


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戌年とあって、窓辺に飾られた犬の置物。
12年前、近くの岡村天神の初詣でいただいたもの。

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近年の初詣は、もっと近くの日枝神社で済ませている。
参道右側の、口を開いた阿(あ)形の狛犬。

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左側は、口を閉じた吽(うん)形の狛犬。
両方とも狛犬と言ってるが、右は獅子で左が犬だとか。

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県庁の桜木町寄り、商工中金横浜ビル前にあるブロンズ像。
故藤原吉志子氏作、「財布をくわえた犬(どうしようかな?)」
この愛嬌も犬の良さ。


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コンクリートの隙間から伸びた木・・・

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イチジクを小さくしたような実。イヌビワ。
植物の名でイヌが使われると、下等なといった意味合いだ。

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年賀状はやめましたが(→こちら)、代わりにブログで今年も他愛無い話題をお楽しみください。

横浜、クリスマスの夜景

クリスマスの夜、防寒着を着込んで夜景を撮りに出かけた。
JR石川町駅で下車して、まずは元町。


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続いてマリンタワー。
4色に変化する。


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山下公園は人影はまばら。
姉妹都市のサンディエゴから贈られた「水の守護神」像も寂しげ。
一方、ニューグランドのフロアーではバンド演奏が行われている。

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大桟橋のウッドデッキをカップルたちが三々五々行く。

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「夜景だけだと寂しいんで、後ろ姿と一緒に写させて。」
女「ええ、いいわね。」男「うん。」
人間、幸せだと心が広い。

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赤レンガ倉庫ではクリスマスマーケットを開催。
国際色豊かな屋台が出て、大変な人込み。
倉庫の横手は静かに語らえる空間。

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ワールドポーターズも賑やかだ。

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日本丸の舳先にはトナカイの電飾も。

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数日前の磯子区役所ロビー。
昨年に続いて、ペットボトルでできたツリー。

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自宅のクリスマス人形。
キリストの誕生日は不明だそうな。

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今年も1年暮れてゆく。
大過なく過ごせたことに感謝。

桑田立斉の墓

平山郁夫美術館訪問の2か月前、2005年8月に新潟県新発田市にある相円寺を訪ねている。

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そこに新発田藩士・村松喜右衛門の墓がある。

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その次男が江戸に出て桑田家の養子となり桑田立斉を名乗る。
立斉は、江東区清澄の萬年橋のたもとに小児科医院を開業する。
1857(安政4)年、立斉は幕府の命を受け蝦夷地に赴き、アイヌ人6400人に種痘を施す。

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ジェンナーが牛痘種痘法を発明したのが1796年。
それが日本に伝来したのが1849年。
立斉は緒方洪庵らとともに種痘を広めた功労者。
1980(昭和55)年、WHOは天然痘の世界撲滅宣言を行い、日本でも種痘は法律で廃止された。
立斉の偉業をたたえる書物の数々。


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函館の豪商が平沢屏山に描かせた「蝦夷人種痘の図」
中央右、赤い座布団の立斉がアイヌ人に種痘を施している。
原画は仙台の博物館にあり、その写しはある個人が所蔵し、そのまた写しが大阪大学と北海道大学にある。
(写真は桑田家が寄贈した大阪大学医学部所蔵のもの)


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1868年、立斉は亡くなり浅草に近い台東区今戸の保元寺に眠る。

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その境内に立つ立斉の墓と桑田家の縁起を刻んだ石碑。

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2006年8月、立斉の孫の妻、すなわち私に五葉松を託した義祖母(→こちら)の13回忌が執り行われた。
石碑と墓の前に立つ親族者たち。
義祖母の娘二人(写真中央)は他家に嫁いだので、桑田家断絶の記念写真でもある。


2006年08月27日_P1000313

義祖母の長女(妻の母)は今でも桑田を絶えさせて心苦しいとこぼす。
今の時代、ごく普通のことなのだが。
生涯7万人に種痘を施した立斉の志が医学生の心に通じることを願いたい。


プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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