福島県輩出の偉人

福島の友人からリンゴひと箱が送られてきた。
毎日ふんだんに食べてきたので、すでに半分になった。


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福島の有名人と言えば、山本八重さんではなく、私には野口英世博士。
高校生の頃か、猪苗代湖畔でのキャンプの際に生家にも行っている。
野外スクリーンで見た囲炉裏でのやけどのシーンには強い印象がある。

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博士は、明治32年、22歳の時、横浜海港検疫所に5ヶ月間勤務した。
その際にペスト菌を検出したことが偉大な業績のスタートだった。
関東大震災後に再建した建物が金沢区の長浜野口記念公園内にある。

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旧細菌検査室。横にした板を重ねながら下から上へ張ったつくり。
白とグリーンの配色は初代新幹線と似ている。モダーン。
米軍キャンプ地内の将校住宅をも想起させる。

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市民の保存運動があって解体を免れ、1997年から公開されている。
内部の展示品は、昭和22年当時のものとのこと。
博士はさらに素朴な検査器具で研究していただろうと偲ばれる。

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博士のブロンズ胸像。彫刻家・後藤良二氏の1997年の作。
台座に、こうある。
「努力と情熱の人 ここ細菌検査室より世界へ羽ばたく」

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博士の像は世界中に171例確認されている(野口英世記念会HPから)。
もちろん福島県内がもっとも多い。神奈川県内に6例。
山梨県に1例だけ。それが、わが農の里の隣村、津金のおいしい学校。

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おいしい学校の、大きな桜の下、大正校舎の校庭にある。
セメント胸像。1963年作というから戦後のものではある。
優しいまなざしで静かに語る。村の子供たちに、今は観光客に・・・
(おいしい学校での2枚は昨年11月8日撮影)

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リンゴを送ってきてくれた友人。一昨年夏には桃を。
「風評被害で生産者は困っているのよ。検査はしてあって安全なので食べてね。」と今回も電話をくれた。
博士ならこの状況下、なんて言ってくれるだろうか・・・
(博士の生家の写真は、旧細菌検査室に展示のもの。)
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ニアミス?

野口記念館の絵を見て、一瞬メイの家さんのブログかと勘違いしてしまいました。
野口英世といえば黄熱病とすぐに浮かびますが、僕自身子供の頃からその偉人伝を聞かされてきたためか、偉い人とは知りながらも正確な功績を語ることが出来ません。千円札に謝らないといけませんね。
それはそれとして、福島のリンゴが美味しそうです。
不肖、わずかな貢献ですが、我が家のお米は震災以降全て福島産コシヒカリです。

風評被害

171体も野口博士の銅像があるのですね。武さんのブログではいつも勉強させていただいています。有難うございます。
福島の風評被害は気の毒ですね。私も福島の親戚からいただいた桃を美味しくいただきました。根強く応援していきましょう。

Re: ニアミス?

となりのじろろさん、私らの年代は教科書で勉強したんだと思います。
二宮金次郎は郷土の偉人ですが、それよりも野口博士の方が立派な人として扱われていました。
最近はどう子供たちに教えられているんでしょうか。

福島のふじ、瑞々しくて旨いです。
震災前までは、いつの間にか福島は果実県だったのです。
復活を望みます。

Re: 風評被害

ケンさん、博士の像のリストが記念会のホームページに載っていました。
多くは小中学校に置かれています。
神奈川では二宮金次郎ですね。

福島県民はこぞって県産品を贈答用に使っているようです。
見習はなければならないと思います。

横浜海港検疫所

横浜海港検疫所は私も知っています
と言っても行ってみた訳ではありませんがね (^.^)
小説「遠い落日」で知った所です

銅像を寄贈された方々はなぜ「二宮金次郎ではなく野口英世」だったのでしょうね?

Re: 横浜海港検疫所

yukiさん、横浜海港検疫所が小説に出てくる?
ネットで調べたら渡辺淳一が人間・野口英世を小説にし、映画化もされているんですね。
知りませんでした。
私が観た博士の映画は、1956年の「野口英世の少年時代」という児童映画だったようです。

山梨県内では博士の像がおいしい学校1か所だけというのは興味があります。
調べてみたいと思います。

野口英世

美味しい学校に野口英世像があるのを知りませんでした。私も、今は亡き母親と一緒に福島の生家を訪ねました。大正生まれの母親は、野口英世が好きで、「母親あての手紙」などを読んで涙ぐんでいました。懐かしい思い出です。

清里は、紅葉も終わり、毎日真っ白な霜が立つ、冬になりました。

Re: 野口英世

山栗さん、神奈川の小学校には二宮金次郎像が多いです。
最近は取り外されている場合も多いようですが・・・
大正生まれの父も野口博士には関心があるようでした。
そうした世代の日本人には共通した感慨があるようです。

清里の寒さを想像しています。
春になったらまた行きます。
3月に漬けこんだ味噌を寝かせてあります。

郷土の偉人

偉人野口英世は、わが郷土では、白虎隊か野口英世か、というぐらいの存在です。
小学校にも、野口英世の母の書いた手紙の写しが飾ってありました。
「来て下され、来て下され、西を向いてはおがみ、東を向いてはおがみ」というあの手紙です。

横浜検疫所の敷地に中に、野口英世の時代の建物ではないと思いますが、なかなか古い、趣のある建物があります。
いつもは一般公開はしていませんが、イベント時に公開しています。

Re: 郷土の偉人

メイの家さん、白虎隊の位置づけも高いのですか。
福島県人ほどには神奈川県人は野口博士のことを知りません。
手紙の言葉も。

お話しの建物は旧細菌検査室とは別にあるのでしょうか。
メイの家さんの4年ほど前のブログにも旧検査室は載っていましたので、野口博士像に焦点を絞ってみました。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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