父の昔めぐり

台風と前線の雨の中、父、弟との3人旅。
といっても、県内の足柄上郡山北町が主目的地。


まずは、父の生家を訪ね、墓参り。
生家の庭には山から引いた水が絶えず流れ出ている。
昔は、右側の円筒から地下水が自墳していた。


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JR山北駅前は、懐かしさ漂う。
父は、若いころ、ここから横浜・子安の工場まで通った。


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宿泊は、丹沢湖を遡った、信玄の隠し湯・中川温泉。

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宿の入口に慰霊碑。
昭和47年、この地域を襲った集中豪雨の死者を弔うもの。
災害を風化させてはならないと、改めて肝に銘じた。

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山間の細い道をさらに奥へと進むと、樹齢2000年の箒杉。
集中豪雨の際には、足元の集落を崖崩れから守ったと。
父は、子供の頃、兄弟らと歩いてこの杉を見にきたと言う。
いま、車でも40分の道のりを。

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大野山牧場や皆瀬川・八丁に寄り、最後に足柄峠近くの聖天堂へ。
父は、子供の頃、父親に連れられ、毎月の例祭にお参りに来たと。
その道のりは、今回、車でやはり40分近くかかった。

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境内の入口に、あーしがら、やーまの金太郎の石像。

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隣の茶店に、金太郎だんごが・・・

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鳥のさえずりを聞きながら、葛と黄粉の団子を頬張った。

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大木に着生したダイモンジソウ(大文字草)には名前通りの花。

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父の、80年以上前の記憶を辿る小さな旅でした。
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昔めぐり

いいタイトルですねぇ
兄弟でお父さんの昔めぐり 最高の親孝行ですよ
お茶と団子で80年間をかみしめましたか
我が父は5年前に他界しました 親子旅行は一度もありませんでした
お父さん 大事にしてください 

Re: 昔めぐり

yukiさん、タイトルには拘りたいですね。
父を、毎月、温泉に連れていくこととしています。
あと何回できるかですが。

お父上との旅行、残念でしたね。
私は仕事を終えたのでできるようになりました。
母とは1回もありませんでした。

県民ですが

中川温泉は数回訪れました。いずれの回も車で、山北駅前に寄ったことは恐らくなかったと思います。お写真ではまるで昭和40年の風景のようです。
お父様のご生家もそのままなのですね。80年前といえば昭和8年、変わらない景色もあれば三渓苑前の海岸のように激変したところもあって、お父様は新旧を交えた変遷の生証人なのでしょう。
僕の母も81歳になります。「孝行をしたいときには親はなし」などということがないようにしたいものです。

Re: 県民ですが

となりのじろろさん、山北駅前は、青梅の町のレトロ感に引けをとりません。
ただ、小規模ではありますが。
そうはいっても、生家を含め、周りも家が建て替わっていて、父も迷うほどでした。

子供の頃の思い出とはいいものですね。
箒杉、聖天さんなども昔のままだったようです。

なにはともあれ、お母様孝行を。
顔を出すだけでも喜ばれると思います。

男親子旅

弟さんがおられたのですね。私も父と兄の三人で父の好きな奈良に何度か行きました。父は二人の息子に従って満足そうでした。そのときの様子を後日、写真や観覧券、案内地図などと一緒に綴って冊子をつくっていましたから、よほどうれしかったのでしょう。今回はお父上も何十年ぶり?で生家を訪ねられて、一気に幼いころからの記憶が蘇ってさぞ感激されたことでしょう。これからも、ぜひ親子旅を続けてください。

Re: 男親子旅

エメンさん、弟を交えての親子旅は、昨年以降3回目でした。
うちの父も写真などをまとめているようですよ。

父の里帰りは30年ぶりくらいでしょうか。
今後も毎月、近くの温泉地に小さな旅を続けます。
それ以外、昔から何の趣味もない父なので。

大きな足跡に…感嘆!

◎ そうですか、某VGも県庁まで通った長い道程を…!
◎ 47災は激甚災害…山津波が集落を襲った年に奉職しました!
   酒匂水系の上流部は、現在も土砂が絶え間なく流れ下る場所  ですが、湧水n/も豊富な景勝地でもあります!
   九州の火山地帯では温泉という観光資源がありますが、山北  には純朴な人々の営みが緩やかに流れている様子が嬉しい!
◎ 特に、親子で訪れた思い出の地は、大きな足跡を辿る「偉大な  旅」であったようです…ネ!

Re: 大きな足跡に…感嘆!

賢ちゃん、そうなんです、戦前の山北から通ったのです。
その頃の御殿場線は、東海道がなかったので幹線でした。
その名残のD51が駅近くに静態保存されています。

山北災害の年に奉職!とは、その災害の記憶があるのでしょうね。
今、山北は高速道も含めて通過点となってしまっています。

今回、父の子供時代の様子を少し知ることができました。

No title

お父さんはどのような気持ちで故郷の風景を眺められたのでしょうね。
山北は距離的に記そう離れているわけではないですけれども、万感迫るものがあったかと思います。

私もふと、父のことを思い出しました。夏には、顔を見せに帰省する予定ですが、年々衰えていく姿には、切ないものがあります。もはや旅行する体力もありません。

Re: No title

メイの家さん、近くて遠きは・・・なかなか父はこれまで帰りませんでした。
冥土の土産になったと・・・

夏には故郷にお帰りになるのですね。
さぞや、お父様をはじめ皆さん、お待ちかねと思います。
顔を見せるだけでもお喜びでしょう。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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