里の神楽

5月4日、里の守り神である玉川神社のお神楽を初めて見学した。

歴史書によれば玉屋命を祀った神社。
最初に祀った場所の三方には玉川が流れていたとも。
現在地には元文5年(1740年)に移ってきたと。

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お神楽の準備は昼前から。
準備から、笛・太鼓、舞い手と、いずれも里のアラシックス世代。

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幕飾りで雰囲気の出た舞台で、神楽の舞が昼過ぎから始まった。
筋書きはよく分からないが天岩戸をこじ開けるあの話らしい。


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こじ開けられる前の岩戸はこの板の絵。

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続いて、天狗さんの舞?
この人、以前、炭焼きでブログに登場したご仁。
独特の仕草はちょっとユーモラス。舞に個性を出してもいいらしい。

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続いては4人の神様?弓矢を手に、舞台をくるくる回る。
そして、矢を放つ。観客がそれを拾う。


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観客は、子供と人生の先輩。
でも、里を離れた人たちが連休で戻ってきていて、最後の餅まきには40人ほどが集まったとのこと。

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今回は、丸一山荘に3人のお客さんを招いていた。
相模の地酒「いづみ橋」。


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翌朝、お母さんの孫の5月人形を並べた。
山荘の2階で何十年も箱に入っていたもの。
田舎の家の後継ぎが生まれたことの重大さを人形の数が示している。


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桜が咲き残る里の田んぼには水が張られ始めた。
逆さ八ッは初めて見た。

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最近は飾りも舞も、振る舞い餅にも手抜きが多いと、長老たちは言う。
でも、40軒足らずの里で、この神楽舞。
この時代、続けられていること自体が立派と、村外者の私は思う。
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里の神楽

素晴らしい舞台が残っているんですねぇ
どこの地区でもそうだと思うのですが 伝統芸能の存続が難しい
子供と年寄りだけ 継承する若者がいないんです
地酒美味しそうですね
会津はやっと田圃の耕起が始まりました (^.^)

Re: 里の神楽

yukiさん、本当に素晴らしい舞台と、舞い手たちでした。
若者がいないのは淋しいですが、アラシックスは頑張っています。

田起こしが始まると、いよいよという気分でしょうね。
今年の出来はどうなるのでしょう。
でも、今年から仲間はずれなので、ちょっと淋しい。

未知の地

里にこんな立派なお社があったのですね。
しかも能が伝承されていたとは・・・ 大昔、佐渡で伝統能を見たことがあります。里の舞もぜひ見学したかったです。
しかし、今年から仲間外れとのこと・・・ なにか尋常ではないご様子ですしょうか。

Re: 未知の地

となりのじろろさん、本当にこんな小さな里に!と思うほど立派な社であり、舞台です。
亡くなった丸一山荘の元オーナーである友人も、その舞手として練習に励んでいたとのこと。
わずかな里人だけの観客なのも物悲しかった。

仲間はずれとは、腰の具合のため、単に農作業を全面的にやめることを指しているにすぎません。
それ以外のことではありませんので、ご心配なく。

No title

神楽のフルバージョンというものを私はまだ見たことはありませんが、玉川神社のお神楽、まだまだ存続してもらいたいものです。
何百年と続いてきた郷土芸能ですから、地元の人たちのDNAまでにも浸み込んでいるのではないでしょか。
だから、手抜きは許しがたいのかもしれません。
が、多少の手抜きは致し方ありません。それよりも存続でしょう。

逆さ八ッの風景、五月だなあ。
一年で最もよい季節だと思います。農家の人たちは忙しくなる季節ですけども。

Re: No title

メイの家さん、神楽は3時間くらいやっていたようです。
舞えて初めてこの里では一人前と認められるのでしょう。
存続が一番難しいのですよね。

逆さ八ッ、もっときれいに写したいものです。
神楽が終われば、皆さん田んぼの作業が待っています。
トラクターはそれぞれお持ちですが、田植え機はよく貸し借りしています。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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