こて絵(その3)

こだわりのこて絵の第3弾です。

国道141号を経て農の里に向かう途中に長沢集落がある。
道の駅「南清里」のあるところでもある。
その集落に立派な土蔵造りの長屋門がある。


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南に面した妻部分に、ちょっとユーモラスな「波と亀」のこて絵。
そこのおばあちゃんに話が聞けた。
70年前に建て直した長屋門で、津金の職人に頼んだとのこと。あの三井さんに相違ない。

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北面には「松と鷹」。       正面入り口には家紋を配す。

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この集落にはもう一軒、「大黒様」のようだ。

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農の里の北隣に、「そば亭」で有名な樫山集落がある。
ここに、大型機械を導入して大豆やそばを作っている篤農家がいる。
私が栽培しているそばは、最初このお宅から種を分けていただいた。


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そのお宅の土蔵に「松?に鷹」、やはり三井さん作。
70歳になるおじさん「今の時代、土蔵はどうにもならん。機械をしまおうにも間口が狭くてよ。いっそ潰してしまおうかとも思う。」
私「もったいない。ギャラリーにどうですか。そば亭のお客向けに。」


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そして、農の里のあるお宅の土蔵 。
作風から三井さん作の「松に鷹」。
上の作品同様に鷹が下を向いている絵柄。


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そして丸一山荘。私が洗濯場兼農機具置き場としている部屋。
お母さんが民宿を始めた時に三井さんに頼んで作った風呂場だった。
その壁一面に・・・


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三井さん50歳の頃の作、「八ヶ岳」のこて絵。
お母さんによると、三井さんはお酒はやらなかったし、車の運転もしなかったので、津金の自宅まで送り迎えをしたとのこと。
今までで見た最大の作品だが、私の趣味としてはちょっと・・・


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芸術的価値とか個人の趣味とかは別にして、土着の職人の作品として大切に保存すべきか。
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こだわりのこて絵

凄い・・・
現職の職人さんがおられるんですかぁ

ソバも美味しいんでしょうね
私は喜多方のソバが大好きです (^.^)

風呂場の壁?

えええ・・・?
丸一の旧風呂場(女性用)の壁ですか?
何度も伺っているのに全く知りませんでした。
絵のお写真では一部のようですが、洗濯機の写る方では裾の広がった大きな絵であることがわかります。右下にはピンクの花も。立派な芸術作品ではないでしょうか。
湯を張ることもないでしょうし、露天の壁の絵よりも保存状態はいいのでは?
ぜひ大切にいたしましょう。

Re: こだわりのこて絵

かねちょさん、三井さんは去年100歳ほどで亡くなられています。

こて絵の中には近年補修(上塗り)したものも見受けられますが、新作はまだ見たことがありません。
おそらく、こんな手間のかかる仕事をする職人は、もう近郷にはいないと思われます。

蕎麦は採りたて、打ち立てがうまいといいますが、そばを打つ腕が未熟で、折角収穫した蕎麦の実が何年も寝ています。

Re: 風呂場の壁?

となりのじろろさん、今は使ってない風呂場(男性用)です。
そこが現在、農機具置き場や洗濯場になっています。

そうですね、アップの写真では裾が欠けています。
私のカメラでは全体を写しこめませんでした。

50年近く経っていますが、色はちゃんと残っていますね。
農機具をぶつけないように注意することといたしましょう。

No title

こて絵には、このような大型で洋風の風景画的なものもあるんですねぇ。
やっぱり捨てるのはもったいないですね。同じものは、二度と出てこないと思います。どこかに、保存できるといいですね。

Re: No title

メイの家さん、やはり大切にしたいですね。
職人の仕事には魂がこもっています。
この絵はブロックの壁に塗ったもので簡単には切り取れないようです。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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