3線式Oゲージ鉄道模型

中学生の時、親に買ってもらったおもちゃの電気機関車。
現在、一般的なのはNゲージやその倍の大きさのHOゲージだが、これは、さらにその倍のOゲージ。線路が3本で、交流の電気で走るのが特徴。


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家庭の電源を、交流のまま専用トランスで電圧を下げて3本の線路に流す。

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真ん中の線路からは車輪の中央に設けた集電子で、また外側の線路からは車輪で電気を取り込む。
モーターを逆回転させて方向転換するためのスイッチもある。
でも、動かなくなって、ここ40年ほどしまい込んだままにしていた。

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日本では完全に廃れたこの3線式Oゲージ。
でも、それを専門に扱う店が東京・神田で土曜日のみ営業中と知った。
「はぐるまや模型店」。夏のある日、修理に持ち込んだ。


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店内にはデモ用の線路がしつらえてあり、試しにセットしたら、何と!走るではないか。お店の米国製SLと比べてもそん色ない走りだ。
「ちょっとした加減ですね。念のため点検・調整をしておきましょう。」とのことで、問題解決。


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ところで、と店主に質問。
「この模型、E
D58ですが、モデルとなった機関車がありますか?」
店主「E
F58ですよ。こだわって作られただけあって、よく再現されています。」

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実機は車輪の軸数が6(F)だが、模型では4軸にしたのでDと表示したのだった 。おもちゃのくせに変なこだわりが・・・
EF58の実機は大宮の鉄道博物館に保存されている。
(写真:横浜市電保存館・吉村コレクションのEF58・精巧模型)

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すべて問題解決ということで、未来の鉄ちゃんとベランダで走らせた。
彼に言わせると、走る向きが変わるのは、宇宙人が中にいて変えているんだと。「おれ、宇宙人の足あとを見たもん。」と。


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40年の歳月を経て蘇ったED58君。
3本の線路というのは少しかっこ悪い。
でも、アメリカには3線式Oゲージのメーカーが健在だ。
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No title

Oゲージ、線路が3本、こういうものがあるとは知りませんでした。
貴重品なので復活出来てよかったですね。
私は、まだ宇宙人の足あとを見たことはありませんが、実際に地球に来ているのかも。

Re: No title

メイの家さん、このゲージは昭和30年代でHOゲージに取って代わられました。
でも今でもこのおもちゃ感覚ぷんぷんのOゲージを楽しんでいるお爺さんたちも、そこそこいるようです。

幼児の空想力は計り知れませんね。
そうした力をうまく育てていけたらすばらしいのだけれど。

軌間3センチ

40年以上前の模型で前照灯まで点くのですね。

Nゲージは9ミリ、HOで16ミリの軌間です。
Oゲージは32ミリなので、それなりのパノラマを作ろうとすると六畳間を埋め尽くすようになってしまい、狭隘な日本建築では極めて厳しいです。
また、大きすぎると模型感が際立ってしまい、かえって安っぽさが見えてしまうので、わが国ではHOが主流になったのでしょう。
ただ、そのHOもコストが高く、模鉄(模型鉄男)が減っているなかでは、Nゲージが妥当な線かな・・・
ということで、Nゲージのパノラマを作りたいと思い始めてはや30年、全く手がつかぬまま年月が経ってしまいました。
KATOなどのブランドを愛でるのは、退職後の楽しみにしておきます。

Re: 軌間3センチ

となりのじろろさん、昭和30年代後半にHOゲージのプラモデルが売り出され、特急つばめを組み立てました。
これは電池を載せて動かすものでした。
レールで電気を送る本格的な方式に憧れたものでした。

やはりNゲージですか。
まずは手元にあるBトレインショーティをNゲージ上に走らせてみようかな。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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