石本美由起とガーデン山

横浜駅から歩いても30分ほどの栗田谷に小学1年から住んでいた。

家のそばに公園があり、よくキャッチボールや三角ベースをやった。
公園横の家にボールが入り、良く怒られた。それは石本美由起さん宅。
港町十三番地をはじめ、ひばりの歌200曲以上の作詞をした大御所。
 (白黒写真は、1958(昭和33)年、父が写したもの。以下同じ。)


1958年3月-012

50年以上を経て、同じところを同じような角度から写した。
 (カラー写真は2014年9月に写したもの。以下同じ。)


P1020813-010-010.jpg

公園の入口にお地蔵さんが祭られていた。
よくここで記念写真を撮った。


1957.4お地蔵-011

住んでいた頃、このお地蔵さんが盗まれ、新しい地蔵さんに替わった。
面倒を見ていたお婆さんがしょげかえったと、当時母から聞いた。


P1020810-003-008.jpg

公園の横に車の通る坂道がある。
反対側は捺染工場で、横を流れる川の色が日によって変わった。
でも捺染工場は、その後すぐに閉鎖された。


1959年3月 (8)-019

今ではすべてマンションで埋め尽くされた。
アオギリの幹の曲り具合が昔と同じだ。


P1020811-001-009.jpg

その坂路を見上げたところ。街灯の柱に「ガーデン下商店街」の字。
かつてこの山一帯は明治の実業家・大沢幸次郎の横浜ガーデン。
7万坪とも言われる自宅兼動植物園で、一般開放もされていたという。
手前の橋は、その入口にあたるガーデン橋。

1959年3月 (5)-016

日々七色に変化した川は1986年に埋められ、橋も撤去された。
現在、橋の両側にあったコンクリート柱4本のうち1本だけ残されている。


P1020803-002-005.jpg

この柱には青銅の擬宝珠(ぎぼし)が載っている。
刻印を見ると寛永4年とあり、横浜市登録文化財の指定を受けている。


P1020808-004-007.jpg

当時、石本美由紀さんは怖いおじさんとだけしか思わなかった。
また、ガーデンが無いのにガーデン下とはなぜ?といつも思っていた。

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比較

比較写真
50年経っても イメージは分かります
古い写真 大事にしたいものです
私も50年前の写真 大きくして茶の間に飾っています
当時の生活を忘れないように

写真の威力

かねちょさんのおっしゃるとおり、写真は大事にすべきです。
どんな口伝でも、絵などの描写でも、写真に勝る時の証拠はありません。
古き記憶を辿る・・・ 時を重ねた人だけに許された究極の贅沢ですね。

Re: 比較

yukiさん、思い出深い公園に関する今昔物語でした。
あっという間のような、遠い昔のような。
もうこの先はすぐ先。

Re: 写真の威力

となりのじろろさん、確かに贅沢とも言えますね。
これも写真が残されていたお陰です。
当時、この橋の擬宝珠にも関心なんてなかったが、文化財とは。

No title

私は白楽に七年余り住んでいましたので、六角橋、足を延ばして神奈川大学まで行ったことがありますが、その先にガーデン山という場所があるのを初めて知りました!私は以前、江戸東京の今昔を写真に撮ったりしてました。道路や神社仏閣はあまり変わってない記憶がありますが、大都会の高層ビル群は味気ないですね。歳のせいですね。毎回楽しみにしてます!

Re: No title

青ちんさん、神奈川大学を過ぎて登りきった台地が、栗田谷であり、横浜ガーデンでした。
今でも土地の人にはガーデン山で通じますし、ガーデンの名前をつけたマンションや商店もいくつかあります。
地図には全く出てこない地名ですが、歴史の痕跡ですね。

No title

私も一時、この栗田谷に住んでいたことがあります。
反町駅、坂道、ガーデン山商店街、なんとも懐かしいです。

一組目と二組目の写真の場所はわかりませんが、三組目以降は場所が分かります。
私の青春の地と言ってもいいぐらいです。(笑)

Re: No title

メイの家さんも栗田谷にお住まいだったとは奇遇です。
一度昔話がしたいです。
私の家は、栗田谷のはずれで、松本町や三ッ沢との境界部でした。
文字通りの谷間でテレビ映りが凄く悪かった。
でも、コンバットや逃亡者を何重もの画像にもめげずに良く見ていました。

4組目の写真(現在)の中央に写っている石崖が1組目の松本公園です。
また、右隅には2組目のお地蔵さんが写っています。

プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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