年賀状

居間で年賀状の作成にとりかかった。
1991(平成3)年からプリントゴッコで作成している。

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印刷機本体に原稿とランプをセットし、フィルムに謄写する。
昔の謄写版なら原紙を鉄筆で「切った」工程だ。
パソコンで写真を版画調に変換したものを原稿とした。


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謄写したフィルム上にインクを乗せる。
原稿の良しあし、インクの配色、乗せ方が肝だ。


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思い出深い「安寿と厨子王」を題材とした年賀状の出来上がり。
今年はボケ?で2度も謄写・インク乗せに失敗した。


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これまでのうち私の気にいった年賀状。
1993(平成5)年の年賀状。尾瀬の大江川湿原を題材。
ニッコウキスゲの黄色のため2版刷りという手の込んだもの。


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2000(平成12)年頃の年賀状。
1版刷り(以下全て)ながら建物の輪郭、軒の雪の具合を表わせた。


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柳津町の斉藤清美術館で購入の絵はがきを謄写原稿とした。
その題名は、斉藤清の木版画「会津の冬(72)坂下 七折峠」。


雪

2007(平成19)年の年賀状。
しんしんと雪が集落に降る・・・情感が出ている。実は原画が良い。

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前年に美山を訪ねた際に購入した絵はがきを謄写原稿とした。
それは石原誠治の画「京都・美山町」。

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2012(平成24)年の年賀状。
何を描いているかやや分かりにくいが・・・


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山種美術館で購入の絵はがきをスケッチしたものを原稿とした。
それは、京都の町屋を題材とした東山魁夷の画「年暮る」。

年くる

時々に思いの籠ったものを作ってきた。
でも買い貯めてあったプリントゴッコの消耗品も枯渇寸前。
これを機に年賀状を出すことを止めていこうと考えている。
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まだ使えるのですか

謄写版紙とかランプとか、枯渇したら再入手は無理なのでしょうか・・・
と、思って探してみたらありました。でも、ランプは10個で6千円!とか、需要と供給を映した価格設定に唖然としました。(アマゾンで検索)
でも、デジタル全盛の時代にアナログな年賀状。。。
なんだか暖かいですね。作風もお見事です。
ぜひ、やめずに続けていただきたいと感じます。

懐かしいです。

プリントゴッコ懐かしいです。昔はよく年賀状印刷に使っていましたが、引っ越すときに処分してしまったと思います。
Shige Haru さんの作品は、ほとんど1版刷りだったんですね。てっきり何版かで刷っていると思いました。
1版刷りでも色の使い方がうまいので、味わいがあります。
また、作品を発表してほしいですが、消耗品なくては難しいのでしょうか。

Re: まだ使えるのですか

となりのじろろさん、消耗品類は2年前に供給停止になり、10年分を買い込みました。
でも、昨年も、今年も原紙作成に何回も失敗するあり様・・・
もうこのような作業が能力的にも限界のようです。

Re: 懐かしいです。

べんべんさん、1枚の原紙から100枚の賀状を摺るのが標準なのですが、200枚摺っていました。
そして原紙1枚なのに多色刷りであるかのように摺る。
細心のテクニックが必要です。
そこが面白いわけでもあります。
代用品では難しいと思います。
むしろこのブログを見ていただきたく、その旨賀状に書いています。


No title

私も今、パソコンで年賀状作成中です。
我が家も昔はプリントごっこで作成していました。
(屋根裏部屋で眠っています。)
色合いを出すのに何度もインクを足したり、やり直したりしたものです。
でも、子供達と作れてよかったのですが・・・

頂いた年賀状で、私のお気に入りは大江川湿原です。
我が家にまだ残っていますよ!!
そして、毎年楽しみにしています。

まぁ~年賀状を見てブログを知った一人ですが・・・

No title

プリントゴッコは随分と使いました。
子供に絵を描かせて使ったこともありました。
懐かしいです。

絵心のある素晴らしい年賀状です。
いただく方としても、こんな年賀状なら嬉しいと思いますね。
たいした画力です。
これからも続けてください。

Re: No title

なおちんさん、プリントゴッコは平成の初期を代表する遺品だと思います。

そうですか、大江川湿原の年賀はがきをとってありましたか。
納得の出来でした。
私の手元にも1枚しかありません。

今年の年賀状には、大部分の方に、消耗品が手に入らなくなったので賀状交換を今年限りと、書きました。

Re: No title

メイの家さん、プリントゴッコの前は謄写版とまったく同じにガリ切りしていました。
当時、その発明に感嘆したものでした。

絵心を発揮する唯一の機会が賀状作成でした。
残念ながらそろそろ賀状交換を止めようと思っています。
その代わりにブログを見てください・・・と。

年賀状

◎ 年賀状を出さなくなって、15年になります。ある方からの決意を込めた年賀状を頂いて、小生も同調しようと思いました。
◎ ご亭主の長い根気は、年賀状にも好く読み取れます。しかし、現役時代では、二~三日後に会える方に年賀状は余り意味のないことではないかとも思いました。年賀状でも、思いっ切りの丈を書き連ねることが許される筈はなく、ならば、メールにて私信を差し出すのが余程的を射ているとも…思ったりもしました。
◎ 結局、頂く賀状が極端に減少しましたが、ご返事を欠かさないようには心掛けています、それは、現役ではなくなったからだと思っています。…。でも、頂いたら、それは嬉しいものですネ!
◎ 切手趣味の会や賀状を推奨した方、さぞ多額な退職金を?

Re: 年賀状

賢ちゃん、年賀状を出すからにはと、プリントごっごで工夫を凝らしてきました。
でも、いただく賀状の半分は、いくら美しい絵柄が入っていても添え書きのない、味気ないものです。
最近、「今年限りにしたい」と書いたものが来るようになりました。
私も「終活」を考えています。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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