大磯の偉人

前々々号に続いて、中井の畑への通り道、大磯をお散歩。
同じく1958(昭和33)年4月、父が写した大磯駅。


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現在、裏山の松が枯れて竹混じりの林に変わっている。
でも、半世紀を経ても駅舎の形は同じ。


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待合室の天井。
関東大震災で倒壊して2代目駅舎であるが、国の近代化産業遺産。


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駅前の小高い森の中にエリザベス・サンダース・ホーム。
沢田美喜記念館もある。


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美喜は岩崎弥太郎(三菱の創始者)の孫。
1948(昭和23)年、乳児院そして児童養護施設を設立し、2千人の子供達を育てた。


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風呂敷に包まれた混血嬰児が汽車の網棚から落ちてきたのがきっかけ。

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その美喜が集めた隠れキリシタンの遺品を陳列する記念館。
ホームの子供たちのミルク代にも事欠いた際も手放さなかった愛蔵品の数々。
キリスト像が浮かび上がる魔鏡(陳列品はレプリカ)もある。

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その海側、国道1号に沿った新杵のはす向かい・・・
「新嶋襄先生終焉の地」の碑。弟子の徳富蘇峰の筆。
同志社大学の設立者であり、あの八重さんと結婚も。


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1890(明治23)年1月、療養の甲斐なくこの地にて47歳で死す。
八重さんも東海道線でやってきた。
最後の言葉、「グッドバイ また会わん」。

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美喜と襄、いずれもキリスト教の教えに従い人生を生きた。
中井町に住んでいた頃、子供が着られなくなった衣類をホームに持ち込んだことがある。


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大磯

大磯 先ずどこにあるのか地図で調べました
息子のいるところからどのくらい離れているんだろうって
新嶋襄先生終焉の地 ですかぁ
息子がいるところに近いみたいですから 
一度は行って見たいです

Re: 大磯

yukiさん、藤沢から東海道線で20分ほどです。
襄先生の墓前祭は亡くなった1月です。
同志社大学の関係者などが集まるそうです。

No title

遠足の風景でしょうか。
1958年4月の大磯駅の写真、綺麗に保存されよく残っていたものです。
そして駅舎も変わらずに半世紀、素晴らしいことです。

エリザベス・サンダース・ホームと沢田美喜さんのお話は、多少は聞きかじっていましたが、改めて読んでみますと、素晴らしい話です。
やれないことはないんだな、とつくづく思います。

Re: No title

メイの家さん、白黒のネガフィルムはカラーのものと違って長持ちします。
駅舎に限らず、大磯の町自体が保存されたような町です。

ホームのことは近くに住んでいたので昔から知っていましたが、美喜さんのことは良く知りませんでした。
運営のためのお金にはやはり苦労したとのこと。
チャリティの精神が薄い日本社会だからなおさら。

聖ステパノ学園

ときどきテレビなどで話題になるので、その施設の場所と聖ステパノ学園の名前はある程度知っていました。
実際にいったことがなかったので、勉強になります。
大磯って、見るところ満載で侮れないですね。
今度時間を作ってゆっくり巡ってみようと思います。

Re: 聖ステパノ学園

となりのじろろさん、偉大な創立者が亡くなり、また時代とともに学園の存在意義も変わってきていると思います。
でも、大磯の駅前のあの安らぎのの空間は貴重です。
大磯はコンパクトシティです。
1時間そこそこで、明治や江戸までタイムトリップできます。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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