土木遺産「堀割川」

24日(日)に「よみがえれ!堀割川」なるイベントが開かれた。
堀割川が根岸湾に注ぐ岸辺にある農水省動物検疫所がその会場。
根岸線の窓から毎日見ていた施設。模擬店のテントが並んでいる。

P1020668-044.jpg

お目当ては、ボートから見る堀割川。
まず、真っ暗な八幡橋の下をくぐる。心躍る瞬間。


P1020554-001.jpg P1020558-002.jpg

堀割川は、1874(明治7)年に完成した2.7km、幅30mの人工運河。
これにより中村川(大岡川の支流)を経て横浜港と根岸湾が繋がった。

P1020607-028.jpg

釣り船の係留が多い。プレジャーボートの違法係留・沈船も見る。

P1020573-018.jpg P1020576-020_20140826151521f3d.jpg

八幡橋から、順に磯子橋、坂下橋、根岸橋、架け替え工事中の天神橋。

P1020565-011.jpg P1020569-015.jpg
P1020578-021.jpg P1020599-025.jpg

中村川との接続点、薄グリーンの中村橋でUターン。
中村川は首都高速道路でふさがれてしまっている。


P1020626-031.jpg P1020632-014.jpg

堀割川の右岸(下流を見て右側)は国道16号が走る。
ここだけ国道自体が橋で、下がスロープ状の空間。はしけ・だるま船の製造・修理をしていたヘルム・ドックという造船所の名残。

P1020656-041.jpg

下水の出口?歩道のためのオーバーハング。荷揚げ場の跡・・・。

P1020581-022.jpg P1020570-016.jpg

P1020602-027.jpg P1020568-004.jpg

会場では打ち水や、子供太鼓も。

P1020541-002_20140826152456732.jpg P1020550-004_2014082615251120d.jpg

市の研究員による「川と海の生物」のお話し。
大岡川ではアユが繁殖しているとか、東北大震災の日、中村橋まで海水が上がったとか、参加者大盛り上がり。


P1020660-043_20140826152536722.jpg

2010(平成22)年に堀割川は土木学会選奨土木遺産に認定された。
百数十年を経てその遺構が残っているのは素晴らしいこと。
遠くの世界遺産より、近くの遺産に目を向けたい。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

遠くの世界遺産より

その通りと思います
近くの遺産 探せば沢山ありますよねぇ
他人に認められなくてもいいんですよ
自分が認める遺産を見つけられれば 最高です (^.^)

Re: 遠くの世界遺産より

yukiさん、ご賛同ありがとうございます。
身近にも結構大切なものがあるのだと思います。
そうしたものを掘り起こすこと、心したいです。

No title

ボートに乗って堀割川をさかのぼれるイベント、これはなかなか貴重な体験ですね。
大岡川にアユが繁殖している、とは初めて聞きました。
そして、3.11の日に中村橋まで海水が上がったという、この二つの話はやっぱり興味深いです。

船に乗ってみて実際の水質はどうだったでしょうか。
清流になったんでしょうね。

Re: No title

メイの家さん、そうなんです、川から堀割川を見たのは初めてでした。
地震の時の話は、私の体験談なのですが、これに対して「その前には堀割川の水が引いて、底が見えた。」との話が出ました。
また、「戦後、この川があふれて、毛布をもって避難した人がいた。」「昔はここでウナギをとった。」「大岡川には大きなコイが居るがアユは食べられてしまうのではないか。」「ブラックバスはいないのか。」とか、それは楽しい会話が続きました。主催者から、「もう12時なので、この辺で・・・」と。

そうでした肝心の水質。
濁りはありません。臭さもありません。ハゼを釣っている人が多いですが、皆さん食べているそうです。

住民として

中村川の河畔(というほどのロケーションではありませんが・・・)に住む者として、なかなか興味深いテーマです。
中村川も川とはついていますが、クラゲは泳ぐし豪雨でもほとんど水位に変化がないので、大岡川支流というより、掘割川と河口を共有する運河なのだという認識です。
しかし、船で見る川の風景とはかくも違うものですね。
僕も乗ってみたくなりました。

Re: 住民として

となりのじろろさん、中村川はこれまで人工運河かと思っていましたが、今回れっきとした河川であることを知りました。
となりのじろろさん宅の対岸一帯、かつては田んぼや池だった所を埋め立てるための土を調達するのも、堀割川掘削の目的だったということです。

今回のボート遊覧は来年もあるそうです。
次回はご一緒に。

No title

一枚目の写真のところで、昔よくハゼ釣りをしました。電車が見えたり船が通ったりのんびり釣りができました。
検疫所の敷地の中で、馬が歩いているのを見たことがあります。

Re: No title

べんべんさん、八幡橋の辺りですね。
今でもハゼ釣りの人が多いです。
通過する根岸線が写っているんですよ・・・
最近は馬が入ることは少ないとのこと。
この施設、全国の検疫所の総元締めということを今回知りました。

No title

あそこの検疫所は総元締めだったんですね。知りませんでした。
八幡橋によく釣りに行っていたのは、30年くらい前ですが、一度だけチョコレート色の電車が走っていたのを釣りをしているときに見ました。
何かのイベント電車だったのかもしれません。

Re: No title

べんべんさん、私も今回初めて知ったたのですよ。
電車から見る限り、検疫するだけのしょぼい施設と思っていたんですが・・・

チョコレート色の電車は最近のブログでも扱いました。
http://yatsugatakenanroku.blog.fc2.com/blog-category-10.html
でも、これは40年ほど前の写真なので、やはりイベント電車かもしれませんね。

No title

そうです。確かにこのチョコレート色の電車でした。横浜線の電車だったんですね。
昔、一度だけ根岸線でチョコレート色の電車に乗った記憶があります。確か根岸―山手間のトンネルで明かりが点かないで暗かった覚えがあります。

Re: No title

べんべんさん、チョコレート色の電車は鶴見線で平成のはじめ頃仕事で乗りました。
この路線が首都圏最後だったと思います。

地方の路線では、決まったトンネルで室内灯が消える現象、よくありますね。
あれって何なんでしょう。
電圧でも変わるのでしょうか。
農の里に通う時、中央本線で、韮崎の先、新府と穴山の間のトンネルがそうでした。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
訪問者数
お知らせ
<コメントをお送りください>
●各記事の末尾(スポンサーサイトの下)に「コメント:数字」があり、これをクリックすると投稿欄が出てきます。
●お名前(適当に)と本文を書いて、簡単な数字の入力が求められ、あとは送信ボタンを押すだけ。ご自身のアドレスなどの欄は空欄でOK。
●コメントはどうも・・・という方は、拍手のボタンを押してください。ブログを立ち上げなおすと、拍手の数が増えたのが確認できます。
最新コメント
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新トラックバック