ホンチ相撲

5月3日、金沢自然公園で、横浜ホンチ保存会によるホンチ相撲大会が行われた。

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ホンチと聞いて心躍らすのは小学生の頃横浜で育った人。
ホンチを捕まえてきて相撲を取らせ、強いホンチを自慢した。
正式名「ネコハエトリ」の雄を指し、巣を作らないクモの仲間。
(写真:森林書房「クモ基本50」から)


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最初に、会員お手製の紙芝居でホンチの解説。
前年夏に生まれ、この時季に生体になり、雌を巡って雄同士は戦う。
その習性を利用して相撲を取らせるのだ。

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ホンチ遊びは江戸時代からあるそうだが、一時期廃れていた。
1983年、保存会ができ、相撲大会を通してその伝承をはかっている。
参加者は、昔ホンチで遊んだ大人と、虫好きの子供達。

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まずはホンチを探す。
刈り込んだ低木の葉の上にホンチはいる。
探すのがうまいのは「昔の子供」で「今の子供」はそれを見守る。

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うまく捕れたら小さく仕切った箱に入れる。
一緒に入れると、喧嘩が始まってしまうから。
昔は千代紙で飾られた専用の紙箱が駄菓子屋で売られていた。

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いよいよホンチ相撲の始まり。

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小さな板を器用に動かし、2匹のホンチがうまく出会うようにする。
両者見合うと、ケン(一番前の足)を大きく振り上げ牽制する。
それだけで逃げるのもいれば、がっぷり組み合うのもいる。

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愛でたくトーナメントを勝ち進んだのは女の子のホンチ。
優勝記念品が贈られた。


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この様子は5月8日(月)お昼12時からのTVKテレビ「猫のひたいほどワイド」で放映される。
レポーターのお兄ちゃんがとったホンチは小さすぎて相撲にならないとからかわれていた。

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ホンチ遊びは、横浜のほか、千葉の東京湾沿いの漁村にあったという。
家の生垣でホンチをとり、ホンチ箱に大切にしまった記憶がある。
子供たちが過熱しすぎて学校では禁止されたほろ苦い記憶も。
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プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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