農の里に新住民

1年ぶりの農の里。
この季節、おいしい学校の近くではリンゴが赤く色づいている。

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JRの最高地点、野辺山では紅葉をバックに小さなSLが白い息を吐く。
ここはSLランドという遊園地。
かつて台湾で活躍していたSLが子供たちを乗せて余生を過ごしている。

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人口減が続く農の里に、若い夫妻が住み着いていた。
ご主人は革製品の職人さん。
皮を縫ういろいろな色のボビンが窓辺を飾る。

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大小様々なバッグ類やチョッキを作っている。

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まだ1年も経たないのに、里に溶け込んで暮らしている。
家の前で野菜を作り、暖房用のマキも積みあがっている。
若い人の移住に里の人たちも喜んでいる。
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ブーランジェリー・ヤマシタ

父との温泉旅行の帰途、中井の畑に寄ることにした。
パンでも買おうと、二宮から中井に向かう県道を脇道に入る。
この道は昔、軽便鉄道が走っていた跡。今は一方通行路。
そこに以前から、何かしら心惹かれるパン屋さんがある。

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父を店先の椅子で待たせて、車をすぐ横の駐車場に入れる。

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ずらっと、ハードなフランスパン系が並ぶ。
歯の悪い父には重たいパンは向かないので、柔らかそうな4品を選ぶ。


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ブログに載せたいと言ったら、オーナーのお出まし。
レジ担当?のお嬢さんの笑顔が素敵だ。

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最近、店の裏にパンを食べられるスペースができたと言う。
少し足元が悪いがと、父を気遣ってくれる。


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もとは倉庫だったというプレハブ小屋を改造したもの。
鉄骨の梁と屋根裏のベニヤ材をむき出しにして、明かり取りがうまく配置され、モダンさを感じる。


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一方、この古いガラス戸の再利用も秀逸。
外の景色と相まって、昭和、路地裏、隠れ家的な雰囲気も醸し出す。

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テーブル・椅子や家具類も木の温もりが感じられる。
飲み物は、サイコロ状の野菜一杯のスープを選んだ。
パンは切り分けられ(うれしい)、父とシェアして食べられた。

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抹茶アンパン、バジル&トマト、ゴマ・フロマージュクッペ、チョコ入りシナモンロール(左回り)
トマトとパンが合うことを初めて知った。


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父の食べきれなかった残りは包んでもらった。
ちょっとしたお土産に変身!


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ブーランジェリーとは、フランス語でパン屋さんのこと。
店内で職人自らが小麦から生地を作り、焼き、その場で売って、はじめて名乗ることができるもの。
それを辺鄙な二宮で実践している。
お店の女性陣の端々の心遣いも気持ちよかった。

黄金町エリア

珍しく鏡のような水面の大岡川。
右岸(写真右)は末吉町や伊勢佐木町といった横浜を代表する繁華街。
左岸は日ノ出町・黄金町・初音町からなる黄金町エリア。


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黄金橋のたもと(左岸)にある「日ノ出湧水」。
野毛山の裾野に湧いた水を、明治の頃ここまで導き、船舶に給水していたものだと。

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湧水から京急線のガードをくぐった表通りは、大岡川のかつての水運とつながりのある問屋街。
その一画に、「角田めがね&カフェ」がオープンした。
中学、高校時代からの友人が、馬車道にあった店を、ここ自宅ビルの1階に移したもの。


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新店舗では地域とのふれあいを目指したカフェスペースを設けた。
選りすぐった豆をハンドドリップで味わえるのはうれしい。


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そのお隣は「柴垣理容院」さん。
文明開化を受け、1871(明治4)年に髪結いから西洋理髪に転業したお店で、現存する日本最古の理容室。
現在5代目さんが腕を振るっている。


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鏡の横にはご夫妻の肖像画。
田中千智さんという新進気鋭の画家が、あるイベントの際、地元の100人を描いてくれたのだと。


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そのイベントとは、2008(平成20)年の「黄金町バザール」。
京急線の高架下周辺で、若いアーティストの作品展示をしたお祭りで、以後毎年秋に開催されてきた。今年は10月1日から11月6日まで。

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近所の子供たちも、のこぎりと金槌を使ってアートに挑戦中。

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このバザールのきっかけは・・・実は高架下周辺は、戦後から近年まで売春婦が横行した街でもあった。
2005(平成17)年、県警がバイバイ作戦と称してこれら違法行為の一掃に取り掛かった。
その象徴として設置されたのが、眼光鋭い鷹を屋根に据えた交番。

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地域の住民・商店主も立ち上がり、売春は一掃された。
そして地域再生の手法として編み出されたのが、バザール開催と元売春宿のアート拠点化。
間口が1間(1.8メートル)しかないような建物を、交渉してアーティストたちの活動拠点として生まれ変わらせてきた。

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かつてはピングのネオンが異様に大岡川の水面に写っていた。
この先、アートを中心にnew文明開化の香り高き街となることを願う。

3線式Oゲージ鉄道模型

中学生の時、親に買ってもらったおもちゃの電気機関車。
現在、一般的なのはNゲージやその倍の大きさのHOゲージだが、これは、さらにその倍のOゲージ。線路が3本で、交流の電気で走るのが特徴。


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家庭の電源を、交流のまま専用トランスで電圧を下げて3本の線路に流す。

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真ん中の線路からは車輪の中央に設けた集電子で、また外側の線路からは車輪で電気を取り込む。
モーターを逆回転させて方向転換するためのスイッチもある。
でも、動かなくなって、ここ40年ほどしまい込んだままにしていた。

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日本では完全に廃れたこの3線式Oゲージ。
でも、それを専門に扱う店が東京・神田で土曜日のみ営業中と知った。
「はぐるまや模型店」。夏のある日、修理に持ち込んだ。


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店内にはデモ用の線路がしつらえてあり、試しにセットしたら、何と!走るではないか。お店の米国製SLと比べてもそん色ない走りだ。
「ちょっとした加減ですね。念のため点検・調整をしておきましょう。」とのことで、問題解決。


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ところで、と店主に質問。
「この模型、E
D58ですが、モデルとなった機関車がありますか?」
店主「E
F58ですよ。こだわって作られただけあって、よく再現されています。」

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実機は車輪の軸数が6(F)だが、模型では4軸にしたのでDと表示したのだった 。おもちゃのくせに変なこだわりが・・・
EF58の実機は大宮の鉄道博物館に保存されている。
(写真:横浜市電保存館・吉村コレクションのEF58・精巧模型)

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すべて問題解決ということで、未来の鉄ちゃんとベランダで走らせた。
彼に言わせると、走る向きが変わるのは、宇宙人が中にいて変えているんだと。「おれ、宇宙人の足あとを見たもん。」と。


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40年の歳月を経て蘇ったED58君。
3本の線路というのは少しかっこ悪い。
でも、アメリカには3線式Oゲージのメーカーが健在だ。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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