磯子の梅の見どころ

暖かい陽に誘われて、磯子区内の梅の見どころ2ヵ所を巡った。
最初は、岡村公園内の梅林。
斜面地に170本が咲き揃っている。


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きょうは23回目の梅祭りとあって、提灯の飾り付けがされている。
昨晩はライトアップもされていたとのこと。


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梅の木の下には、テントがびっしり。
特段珍しいものは売られてないが、アルコール類はご法度のようだ。

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ちょうどセレモニーが始まったところで、地元選出の国会議員などの挨拶が続く。そうした儀式が終わるまで、露天の販売はお預けとのこと。
我慢できず、もう1か所に移動する。


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JR新杉田駅と京急・杉田駅近くの妙法寺。
江戸時代、寺の周りは大きな梅林で、遠方からの梅見客で賑わった。

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現在は、境内に50本ほどが植栽されるだけとなってしまった。
本堂からの木魚の音を聞きながら、静かに花を観賞する。

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こちらは山門前の柏槇(ビャクシン)の古木。
神奈川の名木百選に選ばれていて、樹齢600年。

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おまけは、自宅前の枝垂れ梅。
団地の共有地であるが、誰も面倒見ないので私が剪定などをしている。

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妙法寺近くの梅林小学校では梅を教材とした勉強をしていると聞く。
花も実もある梅は昔から大切な木であった。
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浮世絵

昨年9月、2回にわたり中山道の浮世絵をブログにした。(→9月19日、→9月23日
その浮世絵の出典は昭和12年6月刊の「木曽街道六十九次」錦樹堂版。
亡き母が結婚の際に持ってきたもの。


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日本橋から大津宿までの70枚の浮世絵が綴られている。
本物ではなく印刷もので、東京神田の大熊整美堂の発行。
売価は7円50銭だったようだ(ネット調べ)。


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起点・日本橋に、英泉画(左上の○印)とあるように作者は渓斎英泉。
英泉は美人画で知られた絵師で、安藤広重より先輩格。
赤い印で竹内、保永堂とあるのは版元・竹内孫八を示す。

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しかし、発行の途中で版元が錦樹堂に変わった(印が「竹内」「保永堂」のままなのは何か理由があるのか?)。
笠に、「伊勢利」とあるのは引き継いだ錦樹堂の伊勢屋利兵衛を示す。
ちなみに、保永堂の版ではこの笠に「竹内」と彫られていた。

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版元が変わると、摺りにも変化が出る場合がある。
長良川の鵜飼いの図だが、色調の違いもあるが背景の山の摺りが違う。
保永堂の方が手が込んでいて上等だ。
(保永堂版の出典:カラーブックス「中山道昔と今」稲垣進一)

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ところで、英泉は24枚(宿)描いたところで手を引いた。
引き継いだのが、東海道五十三次で売れっ子になっていた安藤広重。
この32番目・洗馬宿をはじめとした抒情ある広重ワールドは評判高い。

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34番目・贄(にえ)川宿の旅籠の軒先に札が下がっている。

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右に版元を、左に彫り師と、摺り師の名前を描いている。
(「仙女香」とあるのは→こちらを参照。

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何か面白い情報でもないかと、大熊整美堂にメールしてみたが返事はなかった。今度東京に行ったときにでも立ち寄ってみようかな。

エルトゥールル号海難事故その2

昨年12月、エルトゥールル号海難事故を取り上げた(→こちら)。
映画に触発され、事故を取り上げた「東の太陽、西の新月」を読んだ。
その中に3人の興味ある人物が出てきた。


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最初の人物は、リチャード・ヘンリー・ブライトン。
事故の22年前の1868(明治元)年、政府が招いた英国人土木技師。
横浜公園に置かれている彼の胸像が見ている先には・・・


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日本大通り。ここに日本初の近代的舗装を導入するなど、横浜居留地の整備に尽力した。

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加えて日本の灯台の父とも言われ、初期の灯台の多くは彼の手になる。
エルトゥールル号が座礁し、生存者が収容された樫野崎灯台しかり。
写真(2014年12月)は犬吠埼灯台であるが、これも彼が建設した。

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二人目は、山下公園近くにあった英一番館に居た増田万吉。
その後、潜水業者となり、潜水服を用いた最初の日本人となる。
彼は、遭難者の遺骸の収容、遺品の回収に無報酬であたった。

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三人目は、山田寅次郎。(寅次郎と聞くと心が躍るが別人)
24歳の彼は全国から義捐金を集め、トルコに届けた。
そのままトルコに18年間滞在し、両国の橋渡しに尽力した。
晩年は茶道の家元としても活躍した。(写真は私の手作りの茶碗)

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ところで、横浜公園(写真奥)の近くに新月をかたどったトルコ国旗を掲げたレストラン「アリババ」がある。
10年以上前、トルコ人のシェフと日本人の奥さんが切り盛りしていたが、今は代替わりしている。

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トルコで最も有名な日本人は山田寅次郎だそうだ。
こうした民間交流が両国の友好を深めてきていたことを知った。

スイートスプリング

中井の畑。
12月から咲いた菜の花が盛りを過ぎて、種をつけ始めている。
その奥に見える木は・・・

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スイートスプリングという果樹。上田温州みかんと八朔を掛け合わせたもので、1982(昭和57)年に品種登録されている。
苗木を植えて20年くらいになるが、これ程の量が生ったのは初めて。


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みかん(左)より大きく、デコポン(右)位の大きさ。
見たとおり、皮がざらついていて、しかも硬いのが特徴。

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そこで、手では剥けないので、頭とお尻を少し切り落とし、

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房の境に沿ってナイフを入れて、

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ひと房ずつに切り離し、房を包んでいる袋のかたい所を取り除く。

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その時に重宝なのが、このはさみ。
袋の形に沿って湾曲に切れるのだ。

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ジューシーで、優しい、すっきりした甘みである。
皮が硬いためか生産量は限られていて、市場には出回ってない。

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中身は良いのだけれど、皮がいまいち。
世の中によくあること。

プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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