藤沢宿

写真(下)は昔、永谷園からもらった広重の東海道五十三次のカード。
お茶づけのおまけカードを集めると、そのセットを貰えるというもの。
昭和40年から平成10年までのサービスだった。


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53の宿場に、日本橋と三条大橋を加え、合計55枚のセット。
トランプほどの大きさなので、小さい。
今回紹介の「藤沢宿」には中央に遊行寺が描かれている。


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遊行寺は1325年の創建で、時宗の総本山。(写真:昨年5月)

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街道に沿って現在でも蔵造りの建物が残っていたりする。
(写真:昨年5月)


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その街角には、広重とは異なる藤沢宿の浮世絵が掲げられていた。
黄色の笠の旅人を、二人の飯盛女(と思われる)が客引きをしている。
藤沢宿では27軒の旅籠に2人ずつの飯盛女が認められていた。

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街道の裏手に永勝寺。浄土真宗。

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境内に飯盛女たちの墓がある。全部で39基。

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砂岩の墓なので風化が著しい。

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「施主 小松屋源蔵」「俗名 小いち」と読める。
すべて小松屋という旅籠の主人が建てたもの。

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文字どおり身を削る労働のため、彼女らの多くは若死にだったと。
境内では梅と早咲きの桜が彼女らを暖かく見守っていた。


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飯盛女の多くは、親の借金の肩代わりで売られてきた。
彼女らは何をよりどころに一生を過ごしたのだろうか。合掌。
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ノスタルジック熱海

熱海の街中にはこんなさびしげな建物が目立つ。

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みやげ物屋街の裏手になんとも不思議で、それでいてノスタルジックな建物が連なる一画がある。
写真の「1」の建物は、壁に波型の意匠と、

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2階の手すりには、イチョウの葉のような細工。

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角に建つ写真の「3」の壁最上端には波模様が際立つ。
そして、緑の布看板を挟んで2本のポール状のものと、
徽章のようなマークが・・・


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花とは思えない、何の模様だろうか。

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写真の「3」に向かい合う「4」の建物。
隅切りされた壁面の2階部分には・・・

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「鷹と波」とでも名付けようか、そして戸袋の2面に花のモルタル絵。
これらの建物、50年以上の昔、赤線華やかなりし時代の名残り。
2階の手すりからは、お姉さんが・・・いや、良くは知りませんが。

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日が暮れて、街の中央を流れる糸川沿いでは・・・
早咲きの熱海さくらがライトアップされた。

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昼間と違った景色が出現してきた。
おひとり様4,000円なり。昔は、・・・・いや、忘れました。
看板は明るいが・・・中からあのミュージックが聞こえてこない。


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件の建物には、1階に明かりが点いていた。生きている。
建物も動態保存でなくっちゃ。

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団体客離れで地盤沈下した熱海だが、個人客で持ちこたえている。
世界遺産とはいかないが、赤線建築を今のうちに日本遺産に!

わが家の宝

前回の歴史ある横浜家具に続いて、今回はわが家の食器棚のお話し。

写真は山北町の建具・家具職人(故人)で、父の竹馬の友。
生涯、木と向き合い、晩年は建具協同組合の理事長をされた。
(父の写真帳から:故人15歳(昭和8年)の頃と思われる。)

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わが家のキッチンに鎮座している食器棚。
1948(昭和23)年、その方が父の結婚祝いに贈ってくれたもの。
私らが父らと同居する際、新し物好きの妻がこれを引き継いだ。

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材はひのきか?
最初は何も塗られてなく、昔、父がニスを塗っていた記憶がある。

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上下二段の引き戸それぞれに、小さな穴がある。
私が幼児のころ、中を開けて茶碗を壊すので、楊枝で栓をした跡。
でも、知恵が付くと、その楊枝まで抜いて戸を開けて・・・

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方や、山梨の農の里「丸一山荘」で代々使われてきた食器棚。
4面ともガラス戸であるが、大きさも、形もわが家のものとそっくり。
この家を借りる際、私がニスを塗り直している。

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わが家を見回すと、壁、天井はビニール。床、テーブルは合板。
その中で、本物の木で職人が心をこめた食器棚は、わが家の宝である。

わが家と山梨の農家と、作りが似ているのはこの地方の様式なのか?


テクニカルショウ

久しぶりにパシフィコ横浜に行った。
県下の中小企業がもつ工業技術の見本市である。


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鉄の棒を、回転する金属板に押し付けて成型する絞り加工。(左)
ユーザーの注文に応じて作るという、小さく精密なばね。(右)
いずれも、かながわの、日本のハイテクを支える大事な裏方の技術。

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環境分野の技術では、ミニ水力発電装置が複数目に付いた。
太陽光パネルに比べ、中小企業が手を出しやすい技術である。


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最近、目につくようになった水素水。
電気分解で発生させた水素を純水に溶け込ませたもの。
マイナスイオンなるものが一時もてはやされたが、さてこれは・・・

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クリーンルームなどでゴム手袋をはめるための装置。
内部を低圧にして手袋を膨らませ、そこに手を入れる。
「外すときは?」「皆さんから言われますので、開発を目指します。」

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こちらは側面に指が入るようスリットが切られたスポンジ。
確かに掴みやすく、力も入る。グッド!
「実用新案?」「いえ、特許を取得済みです。」


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暑い時、空調が効かない現場用の作業服。
電池で回るファンが汗を蒸発させ、気化熱を奪うので涼しく感じる。
夏場の農作業で、いかがか?


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ラジオコントロール方式の二足歩行型ロボットには人だかり。
ラジオ体操の演技が終わると観衆から拍手も。


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あまり知られていないが、横浜は日本の洋家具発祥の地。
その技術継承の一環で制作した飾り棚とその製作者。
ブログで発信するならと、カメラに収まってくれた。サンキュー。


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帰路、自宅の近くでショウに出品の「視線誘導標」に出会った。
従来品は断面が○なのだが、これは凸形をしていて車で潰されても復元する。その有利性から最近広く使われるようになった。


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為替に、取引先に、翻弄されがちな中小企業。
そのひたむきな努力が実を結ばんことを願いたい。

路地裏探検隊

前号でお知らの「限界集落株式会社」第1回放映、いかがでしたか?

今朝は「いそご路地裏探検隊」に初参加。
磯子ケアプラザを出発すると、路地裏に遊歩道が・・・
禅馬川に蓋をしたもの。


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産業道路に出ると歩道に古いコンクリート柱。
浜マーケットが近いこの辺り、歴史の匂いがプンプンする。


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その浜マーケットを突っ切って、住宅街の中。
参加者からの進言で、道とは思えない超狭い路地を通る。

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住宅街の中にぽっかり空き地があり、異質なほどでかい樹。
その足元に・・・


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「無縁塚」と書かれた石。
いつの頃か、無縁仏を集めて祀ってきたものらしい。
行き倒れ人なのか、はたまた・・・


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こちらはお堂のような建物。
雨風が吹き込みそうな作りであるが、中には立派な社が鎮座。


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掘割川を渡る。
冬の柔らかな陽射しを浴びて、水面がキラキラと輝く。


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根岸の崖裾に、恐ろしいほど立派な門構えの家。
桜の頃、庭を開放して地元の老人を接待するというお宅かと思われる。

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最後は、昔の豪商の家「柳下家住宅」を見学。
富士山や丹沢の雪景色に皆さん感嘆の声をあげた。
「この水琴窟、水と金にしか鳴らない」に、一同爆笑。


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解散後、再び浜マーケットに戻った。
屋台のお好み焼きと、名物の三角コロッケを購入。
マーケットの中のお休み処で、買い物客を横目に至福の時。

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案内してくれたのは、地元のお茶屋さんのご主人。
主催のケアプラザの皆さんには、交通安全に気配りも戴いた。感謝。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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