人生の楽園 in Kurabuti

旧倉渕村(現群馬県高崎市)にある雑木林の中の一軒家。
2年半かかって基礎から屋根から内装まですべて自力で建てたという。
TV番組「人生の楽園」で取り上げて欲しいようなお話し。


P1100182-023.jpg

入ると、リビングの大きなガラス戸を通して緑が目に飛び込んでくる。

P1100177-020.jpg

すぐさまデッキの椅子に座りこむ。暖かな陽射し、心地よい風、そしてノンアルコールビール。同行者は地酒。
地の野菜を使った奥さまの手料理の数々。素材の味が生きている。

P1100189-028.jpg

加えてご主人渾身?の手打ちそば。腰のある爽やかな風味。
本物のワサビも嬉しい。

P1100195-030.jpg

15時を回った頃、リビングから見える山並のシルエットがますます美しい。
左に浅間山、右に浅間隠山。真っ白に輝く冬の浅間も、さぞや。
後ろ髪を引かれる思いで帰路についた。

P1100197-032.jpg

その訪問の前段、近くにある東善寺を訪ねた。
江戸幕府の勘定奉行・小栗上野介の墓がある。
倉渕は彼の領地であった。

P1100155-001.jpg

日本人初めての世界一周と、何より横須賀製鉄所建設の立役者。
戊辰戦争にあたり主戦論を受け入れず、この地に隠遁していたのにもかかわらず首を打たれた。


P1100160-005.jpg

この説明書きでも伺えるように、上州の人は今でも小栗を郷土の誇りとしている。

P1100158-003.jpg

小栗の先見性により彼の死後、製鉄所は完成し日本発展の礎となった。
その後、横須賀海軍工廠を経て、現在は在日米軍横須賀海軍施設。
原子力空母ジョージ・ワシントンの母港でもある。(2011年4月写す)

P1020615-002.jpg

小栗は捕えられる前、妻らを脱出させた。
越後から会津へと逃れ、妻は会津で遺児を出産。
製鉄所を作った偉人、そして住宅を自力建築した怪人?、ともに倉渕の逸材。
スポンサーサイト

コキアの紅葉

亡くなった母が使っていた座敷箒。
時たまリビングの掃除で使うことがある。電気も喰わずエコ。
イネ科のホウキモロコシ(俗に、ほうき草)が原料。


P1030324-044.jpg

同じようにほうき草と呼ばれるものにコキアがある。
こちらはアカザ科で、その実は畑のキャビアと呼ぶトンブリ。
今回、その紅葉を見に茨城県の国営ひたち海浜公園に行った。


P1030275-013.jpg

手前にソバ、その奥にコスモス、そして奥にコキア。

P1030273-011.jpg

P1030291-028.jpg

コキアはひと株が直径1メートルほどの球状。
薄グリーン色だったのが、この時期紅葉する。

P1030284-022.jpg

P1030283-021.jpg

P1030288-025.jpg

こちらは、セイタカアワダチソウ。(写真は宿泊地の涸沼湖岸)
この時期、道路の脇も、休耕地も行く先々この花で黄色づくめ。
在来種のススキは肩身が狭そう。


P1030270-008.jpg

この地域の足、ひたちなか海浜鉄道のキハ3710。
東日本大震災のダメージから取り合えずは復旧したが・・・
誰が手入れをしているのか、線路脇にキクに似た園芸種を列植。

P1030301-032.jpg

この3セクの本社がある那珂湊駅構内に留置されているケハ600。
日本初のステンレス気動車とのこと。
車輪も取り外され寂しそうだ。(おまけの写真)

P1030314-038.jpg

同一種の植物をかためて植えることが流行っている。
セイダカアワダチソウも知らない人が見たら綺麗と思うのだろう。

オリーブと平和

chiiさんち(写真も)の玄関先に稔ったオリーブの実。
小さな鉢植えなのにたいしたもんだ。330gあった。
この実を使ってオリーブの新漬(塩漬)を作る。


オリーブの実

P1030176-001.jpg

まずは1.8%の苛性ソーダ液に8時間漬けてアクを抜く。
苛性ソーダは劇物。
万が一のことを考え、専門家?の私が漬ける作業を請け負った。

P1030181-003.jpg P1030180-002.jpg

8時間後、このとおり漬けた液がアクで茶褐色になった。

P1030193-009.jpg

次に水洗い。実を空気に触れさすと黒くなるので落としブタをしながら、底の方から水をホースで注入。
2~3時間おきに一昼夜続ける。もちろん夜中には目覚ましをつけて。


P1030195-010.jpg P1030189-007.jpg

液が茶色くならなければアク抜きが完了。次は塩水に漬ける。
2%からはじめ、日ごとに濃度を増していく。最後は6~8%。
ピクルス味にはない新鮮な味が秀逸。完成までにあと数日かかる。


P1030226.jpg

オリーブと言えば小豆島。1954(昭和29)年、高峰峰子主演の映画「二十四の瞳」の舞台となった岬の分教場。(撮影:以下2枚とも1986(昭和61)年1月)
でも原作者の壺井栄は小説の舞台は明示してないとのこと。


PICT0145-001.jpg

オリーブの木に囲まれて土庄港の近くに建つ「平和の群像」。
原作も(読んでないが)映画も平和への願いで貫かれている。
小豆島の宿でこの映画を見ながら涙したものだ。


PICT0157-002.jpg


オリーブは平和の象徴。国連の旗もオリーブ。
きょう、ノーベル平和賞が発表された。
死をも恐れぬ17歳の少女に、ただただ頭が下がるばかり。

秩父の秋

10日前の話で恐縮だが、秩父の秋に浸ってきた。
最初に訪ねたのが、父が勤めていた会社の秩父事業所。
石灰岩の採掘で有名な武甲山の麓にある。


P1030024-008.jpg

構内を札所巡りコースが貫通しているため中に入ることができる。
本館前に、ステンレスなどに欠かせないフェロクロムに関する石碑。
1932(昭和7)年、当地で国産化を完成させたというもの。


P1030022-006.jpg

秩父の山里を走っていたら・・・
蒟蒻畑。現在は確か500%とかの関税で輸入品から守られている。
TPPの結果次第ではこの景観は日本から失われる。

P1030029-013.jpg

農家の庭先に干してあるのは、山栗。
小さい実だが、この甘みは捨てがたい。農の里のお母さんを思い出す。


P1030030-014.jpg

行き着いたのが、地元有志が手入れしているダリヤ園。
標高600m。球根を遅く植えて、この季節に開花させている。

P1030033-017.jpg

P1030042-026.jpg

毎日、開ききった花殻を摘むという。
「花びらが落ちているのも悪くないが・・・」に、おじさん、「汚いからなあ」。品種名「花嫁姿」(下右)、「ハネムーン」(下大)


P1030034-018.jpg P1030044-028.jpg

P1030046-030.jpg

秩父市の南、横瀬町寺坂の棚田。
畦(あぜ)のヒガンバナを目当てに大勢のカメラマンが来ていた。


P1030052-035.jpg

武甲山が霞んでしまっているのが残念。

P1030057-040.jpg

実は、秩父鉄道を週末に走るSL撮影が本命の旅。
秩父駅で待ち構えていたら、電気機関車が牽引。
駅員「なにしろ古いもので壊れました」とさ。

プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

カレンダー
09 | 2014/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
訪問者数
お知らせ
<コメントをお送りください>
●各記事の末尾(スポンサーサイトの下)に「コメント:数字」があり、これをクリックすると投稿欄が出てきます。
●お名前(適当に)と本文を書いて、簡単な数字の入力が求められ、あとは送信ボタンを押すだけ。ご自身のアドレスなどの欄は空欄でOK。
●コメントはどうも・・・という方は、拍手のボタンを押してください。ブログを立ち上げなおすと、拍手の数が増えたのが確認できます。
最新コメント
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新トラックバック