土木遺産「堀割川」

24日(日)に「よみがえれ!堀割川」なるイベントが開かれた。
堀割川が根岸湾に注ぐ岸辺にある農水省動物検疫所がその会場。
根岸線の窓から毎日見ていた施設。模擬店のテントが並んでいる。

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お目当ては、ボートから見る堀割川。
まず、真っ暗な八幡橋の下をくぐる。心躍る瞬間。


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堀割川は、1874(明治7)年に完成した2.7km、幅30mの人工運河。
これにより中村川(大岡川の支流)を経て横浜港と根岸湾が繋がった。

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釣り船の係留が多い。プレジャーボートの違法係留・沈船も見る。

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八幡橋から、順に磯子橋、坂下橋、根岸橋、架け替え工事中の天神橋。

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中村川との接続点、薄グリーンの中村橋でUターン。
中村川は首都高速道路でふさがれてしまっている。


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堀割川の右岸(下流を見て右側)は国道16号が走る。
ここだけ国道自体が橋で、下がスロープ状の空間。はしけ・だるま船の製造・修理をしていたヘルム・ドックという造船所の名残。

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下水の出口?歩道のためのオーバーハング。荷揚げ場の跡・・・。

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会場では打ち水や、子供太鼓も。

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市の研究員による「川と海の生物」のお話し。
大岡川ではアユが繁殖しているとか、東北大震災の日、中村橋まで海水が上がったとか、参加者大盛り上がり。


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2010(平成22)年に堀割川は土木学会選奨土木遺産に認定された。
百数十年を経てその遺構が残っているのは素晴らしいこと。
遠くの世界遺産より、近くの遺産に目を向けたい。
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下部温泉

山梨県の南部、身延町に下部温泉がある。
信玄の隠し湯とされ、泉質の良さが売り。

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狭い道に沿って古くからの旅館、ホテルが貼りついている。
全国の温泉地の例にもれず、この時期でも賑わいはそこそこ。
でも泊った宿は、女将をはじめ家族的なおもてなしが嬉しい。

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宿の近くに高浜虚子の句碑。
「裸子(はだかご)をひっさげあるくゆの廊下」
1946(昭和21)年、ホトトギス600号の記念大会が開かれた時の句。

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温泉街をさらに奥へと辿ると、「湯の奥」の集落が出現する。
石畳の坂道に沿った20軒ばかりの集落である。


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石畳の脇には山からの湧水が流れ、途中洗い場がこしらえてある。

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国指定の重要文化財、門西(もんざい)家住宅。江戸中期の建築。
江戸時代、代官などを務め、湯の奥金山の管理を任されていた家。
現在、ご子孫(といってもお年寄り)が住んでいる。


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見学させていただいた。
主人「重要文化財なんで住みずらくてねえ。20軒あっても住んでいるのは5軒だけ。ほかは荒れてしまった。」


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下部温泉の北を本栖湖方面に車で20分ほどで丸畑という小集落。
そこに、木喰(もくじき)上人の生家がある。
ここでも中に入らせてもらった。お婆さんがテレビを見ていた。


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木喰上人は1718(享保3)年生まれ。数え14歳で出奔。
56歳で全国を巡る修業に旅立つ。61歳から仏像を彫刻。
現存は300体ほど。この家に5体の五智如来像、83歳の作。


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仏像には例のない微笑みが特徴。
柳宗悦がその美を再発見したことで知られる。


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重文の住宅も木喰仏も、現地でキャッチした情報をもとに訪ねたもの。
偶然の邂逅、嬉しい限りであった。でも道の狭さには肝を冷やした。

おもいやりライト

横浜港に面して、「創造空間万国橋SOKO」ビルがある。
ビルの間(奥)に見えるのが県警本部という位置関係。

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内部にはアートとかイベント関連の会社がいくつも入っている。
このなんとも羨ましいスペースはそうした芸術家?達のくつろぎの場。
黄色の扉の奥が訪問先。


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その扉には「おもいやりライト」のシール・・・
夕方の薄暮の時間帯は交通事故が多いそうだ。
そこで、早めに車のライトをつけようという運動の事務局なのだ。


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自宅に帰って・・・
今度の車にはオートライト機能が付いている。
その点灯のタイミングを「早く」にした。


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もらったシールをバンバーに貼り付けた。
ライトを早く点灯するだけでなく、交通安全の自戒を込めて。


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オートライトのセッティングを「早く」にしたのだが、実はまだ感度が鈍い。その点、外車の感度は高いと聞く。
自分の判断でライトをつけるのが一番だと思う。

赤い靴

日課は、退職したご同輩のみなさんと同様、アッシー君である。
その大切な「靴」もひどく弱ってきたので、履き替えることにした。
今度は永年の願望だった「赤い靴」にした。

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赤い靴といえば、山下公園に女の子の像がある。
♪赤い靴はいてた女の子 異人さんに連れられて行っちゃった
 横浜の波止場から船に乗って 異人さんに連れられて行っちゃった


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ミニチュアの像が、横浜駅の中央通路にあり、待合せ場になっている。
歌に歌われているように、赤い靴といえば横浜・・・
それが、ほかに清水市や函館市など、全国5か所位に像があるそうだ。


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女の子は、1902(大正11)年、私生児として生まれたきみちゃん。
3歳の時、北海道の開拓村に入ったが、その生活は厳しかった。


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きみちゃんは、日本に来ていたアメリカ人宣教師夫妻の養女になったが、結核を患い、ここ東京・麻布十番にあった孤児院に預けられ、9歳で亡くなったというもの。

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お母さんは、てっきりきみちゃんがアメリカで幸せに暮らしているものと信じて亡くなった。
きみちゃんは、本当のお母さんがいつかは迎えに来てくれると信じたまま亡くなった。


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孤児院のあったところは、今は十番稲荷神社となっている。

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商店街の一角に、「ル・ポミエ」という洋菓子店がある。
こちらはオレンジがかった赤が印象的。


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「エクレール・シアン」という、どっしりとした食べ応えのエクレア。
シアンはフランス語で犬。ヘーゼルナッツのクリームが秀一。
きみちゃんが食べたらどんな顔をしただろうか。


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きみちゃんは、美味しいお菓子よりも母の胸を渇望したことだろう。
きみちゃん像に置かれた募金はユニセフを通して、世界の恵まれない子供達のために使われている。

プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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