近くの製麺所さん

農の里へは、国道141号から入るか、県道を使って海岸寺峠を越えて入るか、二つのルートがある。
このうちの国道141号は須玉川に沿っているが、そこに大門ダムが造られていて、湖には清里湖というしゃれた名前が付いている。

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141号から大門ダムに向かうその入口に、藤原製麺工場さんがある。
農の里への近道だけにその前をよく通っていて前から気になっていた。

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そうこうしていたら、昨年、その横にウッディーな売店が作られた。


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そこで、今回意を決して(大げさ)中をのぞかせてもらった。
麺類を作る機械が整然と並んでいる。
うどんを購入し、ブログに掲載すると話したところ、「ほうとう」がおまけに付いてきた。(ラッキー


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製麺工場を後にして、大門ダム沿いに農の里に向かう。
ダム本体のすぐ横を走る。


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少し行くと、「弘法の清水」。清冽な水がこんこんと湧き出ている。
休日には水汲みの車が集まる。


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丸一山荘での昼食は、購入した米粉を使ったうどん。
白さが際立つ。米の甘みが特徴。のど越しもよい。
ご近所からの差し入れのフキノトウの天ぷら、おからドーナツと。


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6人で和やかに・・・
「それにしても暖かでよかったね。」
この日は味噌を仕込んだのだ。


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藤原製麺工場さんの麺類は、地元のスーパーや道の駅などでも購入できます。ご賞味あれ。(写真:1月5日、3月14日)


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味噌づくり

3月15日、暖かい陽射しに恵まれて、横浜の自宅近所の方々と共同で味噌の仕込み作業を行った。

大釜で豆を煮ていると、農の里人らが興味深げに立ち寄ってくれる。

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なかには、娘さんの処で生産しているという花苗まで届けてくれる。
色とりどりのプリムラ、金魚草そしてパンジーである。


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最初に煮たのは黒豆。
表面には泡になった「あく」がものすごい。小まめに、すくい取る。


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豆の煮汁を飲んでみた。
何十年も豆を煮ている里のお母さんも初体験とのこと。
栄養価十分。ほど良い甘味が旨い。でも、舌に苦味が少し残る。


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次の黄大豆も、黒大豆と同様3時間かかって茹で上がり。
笊に受けて汁けを除く。


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熱いうちに電動のミンチ機で擂り潰す。
結構力を入れて押し込まなければならない。


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今年は米と麦の麹を混ぜて使うこととする。
ダマになっているので、よく解す。


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ミンチにした豆に、塩と麹を混ぜる。
これらが均等にならなければならない。
これも力のいる仕事だ。


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よく混ざったものをプラ桶に詰める。
重しを乗せるスペースを残しておく。
空気が残らないようしっかり押さえつける。


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表面にはカビ防止に塩を振る。
大小5つのプラ桶に味噌を仕込んだ。120キロほどとなる。


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味噌が熟成するには1年。
今度の冬から食べ始められる。
それにしても疲れた。ちょっと無理をしたようだ。

こて絵(その3)

こだわりのこて絵の第3弾です。

国道141号を経て農の里に向かう途中に長沢集落がある。
道の駅「南清里」のあるところでもある。
その集落に立派な土蔵造りの長屋門がある。


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南に面した妻部分に、ちょっとユーモラスな「波と亀」のこて絵。
そこのおばあちゃんに話が聞けた。
70年前に建て直した長屋門で、津金の職人に頼んだとのこと。あの三井さんに相違ない。

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北面には「松と鷹」。       正面入り口には家紋を配す。

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この集落にはもう一軒、「大黒様」のようだ。

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農の里の北隣に、「そば亭」で有名な樫山集落がある。
ここに、大型機械を導入して大豆やそばを作っている篤農家がいる。
私が栽培しているそばは、最初このお宅から種を分けていただいた。


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そのお宅の土蔵に「松?に鷹」、やはり三井さん作。
70歳になるおじさん「今の時代、土蔵はどうにもならん。機械をしまおうにも間口が狭くてよ。いっそ潰してしまおうかとも思う。」
私「もったいない。ギャラリーにどうですか。そば亭のお客向けに。」


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そして、農の里のあるお宅の土蔵 。
作風から三井さん作の「松に鷹」。
上の作品同様に鷹が下を向いている絵柄。


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そして丸一山荘。私が洗濯場兼農機具置き場としている部屋。
お母さんが民宿を始めた時に三井さんに頼んで作った風呂場だった。
その壁一面に・・・


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三井さん50歳の頃の作、「八ヶ岳」のこて絵。
お母さんによると、三井さんはお酒はやらなかったし、車の運転もしなかったので、津金の自宅まで送り迎えをしたとのこと。
今までで見た最大の作品だが、私の趣味としてはちょっと・・・


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芸術的価値とか個人の趣味とかは別にして、土着の職人の作品として大切に保存すべきか。

あきお?さんの炭焼き

農の里には、ダッシュ村でいう「あきおさん」のような人がいる。
農業が専門だが、コンクリート打ちから、機械の修理、溶接など何でもやる。
その「あきおさん」、冬は炭焼きもやる。


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火を入れてから、窯出しまでは2週間ほどかかる。

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「あきおさん」登場。
本物?は昭和4年生まれだが、こちらは私より二つ上とまだお若い。
窯が冷めたのでいよいよ開ける。


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空気が入らないように土で密封してある。
寒さでその土が凍りついている。やっと蓋が開いた。


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焼け具合はどうかな?
かなり燃えちゃったように見えるが・・・


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あきおさん「これならまだいい方だ。空気がへえっちめーと全然だめな時もあるさ。」
「この天井を見てくれ。窯作るにゃ、木ーイッペー詰めて、紙ならばって、コンクリート打つだ。そのまま火くべりゃ、炭も上がりよ。」

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あきおさん、今度は後ろに回って・・・
「空気抜きさ。メエに、これがねえん時、窯ん中へえって苦しくなったんさー。」
そうなんだ。窒息しないように注意してね。


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私「炭出すの手伝いますよ。」
あきおさん「汚くなるんからいいよ。」
私「はい、お言葉に甘えます。」


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そんな様子を、海岸寺峠の山越しに南アルプスの峰が覗いている。

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窯の前には、次の材料がならばってる。
あきおさんは、この冬3度目の炭焼きにかかる。


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困った時はいつもあきおさんに聞く。
何でも快くやってくれる。
もちろん、丸一山荘の炭はあきおさんから。(写真:1月5日,2月14日,2月25日)

甲斐のひな飾り

2月23日、塩山駅で途中下車して駅前にある「甘草(かんぞう)屋敷」(→甲州市観光協会HP)のひな飾りを見学した。

「甘草屋敷」は、その昔、幕命により薬用植物の甘草を栽培していた旧高野家の住宅。
主屋・附属屋9棟すべてが重要文化財に指定されている。


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屋敷内には家族連れの観光客が何組も来ていた。

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琴の演奏で雰囲気を盛り上げる。

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湾曲した梁の下、さまざまなひな飾りで埋め尽くされている。
ひな人形の歴史はは平安初期にまでさかのぼるそうだ。


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もっとも一般的な七段飾り。

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「雛の吊るし飾り」。
ひな段の両側に吊るす風習で、伊豆の稲取地方に江戸時代から伝えられているのが有名。
ここに飾られているのは市民手作りのもの。


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こちらはドングリの殻斗(「カクト」。帽子とか、お椀と一般に言う。)を使った新作もの。
お母さんに教えたい。


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こちらのひな段飾りは見慣れない様子が・・・

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「御殿飾り雛」と言うそうで、京都御所の紫宸殿をモデルにしたもの。
大正末から昭和中期頃に普及したが、その後七段飾りに取って替わられたと。何か違和感があるなあ。


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甘草屋敷前には信玄公の像。
山梨はどこに行っても武田家の所縁(ゆかり)物が多い。


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ここ甲州市内各所では4月中旬まで雛飾りの展示がされている。
桃の花で盆地全体が埋め尽くされるまであとひと月。

プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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