農の里に新住民

1年ぶりの農の里。
この季節、おいしい学校の近くではリンゴが赤く色づいている。

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JRの最高地点、野辺山では紅葉をバックに小さなSLが白い息を吐く。
ここはSLランドという遊園地。
かつて台湾で活躍していたSLが子供たちを乗せて余生を過ごしている。

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人口減が続く農の里に、若い夫妻が住み着いていた。
ご主人は革製品の職人さん。
皮を縫ういろいろな色のボビンが窓辺を飾る。

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大小様々なバッグ類やチョッキを作っている。

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まだ1年も経たないのに、里に溶け込んで暮らしている。
家の前で野菜を作り、暖房用のマキも積みあがっている。
若い人の移住に里の人たちも喜んでいる。
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里のお母さんの冬支度

標高1000mの地にある農の里のお母さん宅。
濡れ縁の上に、花豆が干されていた。
稲の苗を育てるプラケースを使うとは考えたものだ。

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大根もこんなに。
沢庵づけにするのだろうが、こんなに沢山どうするのか聞き洩らした。


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「これは柿の皮?どうするの?」
「白菜づけに入れようと思ってね。」
甘味と色合いに好適なのだろう。

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柿の中身は、丸一山荘の軒下で干し柿になっていた。
ガラス戸の内側には、その晩の私の布団が干されていた。
山荘住人の、いつもの心づかいである。


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翌朝、隣の里の友人が蕪を持ってきてくれた。
4種類も。蕪もカラフルだ。
友人は冬に備えて、花苗の移植に忙しそう。


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自宅に帰って、妻に赤カブ漬けを作ってもらった。
イチョウ切りにし、塩をまぶし、


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重しを乗せ(バネの力で押す器具を使う)、1時間ほどで水が出たら、甘酢に漬ければOK。

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二日でこのとおり、鮮やかな色で出来上がり。
先日買い求めた赤カブ漬けより濃い色だ。
コリコリした食感もグー。

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白い蕪の方はスープ仕立てにした。
里の友人たちが作った米のチャーハンで昼食。


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前にもまして腰が曲がってきたお母さん。
でも、冬に向けた準備に抜かりはない。

農の里の花火

農の里の氏神様は玉川神社だが、火除けの神様として秋葉神社がある。
今年は9月12日が秋葉神社の秋の御祭典。


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夜、里の人々は旧農産物出荷所に集まる。

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里の青年団(皆、還暦直前)がおでん、焼きそば、モツ煮などを作る。

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19時30分、江戸末期から続いている打ち上げ花火のスタート。
市川大門の花火師が、目の前の田んぼから上げる。
10分間だけの火の饗宴。
普段は感情を表さない父が「想像以上だ!」。連れてきた甲斐あり。

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翌朝6時、八ヶ岳(写真右手)は雲の中。

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10時30分、今朝はこの玉を打ち上げる。
中に、スポンサー名が書かれた和紙が畳み込まれている。
孫(以前は子供だったのでは?)の名前にする人も多い。


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前夜と違って、軽トラの荷台に発射器をセット。
里の中、3か所を移動して打ち上げる。今年は18発。
「パア―ン。(少しの間)バ、バ、バーン!」。

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破裂と同時に、和紙の垂れ幕がひらひらと。
「祝祭典 ○○○(スポンサー名)」。これを追いかけて拾う。
木に引っ掛かった自分のを、登って拾う人も。

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丸一山荘に戻ったら、お母さんがお祭りのごちそうを用意してくれていた。もちろん、いつもの甘いお赤飯も。

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150年以上続く伝統行事。
この花火のために世話人達は、講習会に参加してきたと。
私が貰った垂れ幕は、その朝亡くなった方の名前。南無阿弥陀仏。

限界集落

久しぶりに「農の里」のお話し。

農の里の北隣に、やはり小さな集落がある。
村はずれには地元のソバ粉を使った「北甲斐亭」という蕎麦処もある。
(林の中、左手の建物:2013年2月25日写す)


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この集落の人々には、ソバの種をわけてもらったり、
サクランボ「紅秀峰」を送ってもらったり、
ガーデニングの指導を受けたりしてきた。
(写真:2013年7月7日。この集落のサクランボ)

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ここをロケ地に、今週土曜日からNHK連続ドラマが始まる。
タイトル「限界集落株式会社」(→こちら
(写真:2013年2月25日。集落の土蔵)


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全国の多くの農山村が限界集落に陥る危機を抱えている。
これを乗り越える解決策があるのだろうか。

農の里の様子

半年ぶりの農の里。
八ヶ岳には残雪、麓の大豆や蕎麦の畑はまだ手つかずである。

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丸一山荘の住人と、クリスタルラインをドライブした。
農の里を出てすぐ、隣の集落の田に水が張られていた。
南アルプスの連山も雪で光る。


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クリスタルラインは山梨県の北部山岳地帯を東西に走る林道。
曲がりなりにも舗装はされているが、落石は多い。
この時期、ヤマナシが咲く。

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ヤマナシは食べる梨の原種といわれ、中国からの渡来種。
そのため多くは植栽したものとのこと。
ところで、県の花は、予想に反して富士山の周りに多いフジザクラ。


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途中、小尾(おび)の集落辺りから瑞牆(みずがき)山が出現。
標高2,230m、花崗岩の岩峰が聳え立つ。


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ミツバツツジが満開。

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ともかく、山の緑がきれい。
荷台(そう、軽トラでのドライブ)のセットで珈琲ブレイク。


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ところで、この冬の雪の被害はすさまじかった。
となりの集落で花を栽培されている方のビニールハウス。


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雪で、ハウスの屋根が地面にまで押しつぶされたとのこと。
でもめげずに、ジャッキアップしてここまで回復。
きっと、素晴らしいほ場を造り上げるに違いない。ビオトープ併設の。


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出立の朝、時計を見たら丁度4時44分。
朝焼けの八ヶ岳を見たのは初めてかも。


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帰路、里で使っていた鉄パイプを中井の畑に降ろした。
その畑では秋に播いた小麦(はるよこい種・パン用)が開花していた。

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勝沼のブドウ棚も新しくやり直した処が多かった。
どうやらこの秋の収穫が期待できそうだ。
自然の脅威に立ち向かうその姿に、人間の強さを感じる。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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