本牧の旧海岸線を歩く

横浜金澤シティガイド協会主催の「失われた海岸線・本牧を歩く」に参加した。
スタートはJR・山手駅。


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10人程度の小グループに分かれ、ガイドについて歩く。
一直線の商店街(昔、鉄砲場だったと)を抜け、かつて市電が通っていた本牧通りも越え・・・妙香寺を訪ねる。


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このお寺、国歌・君が代が生まれた地。
といっても、それは評判が悪く、数年後に今のメロディーに替わったとのこと。な~んだ。


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女子の名門校・雙葉学園横のキリン園公園内の大きな石碑。
麒麟麦酒会社の工場があったことを示すもの。
関東大震災で被災して鶴見に移るまで、ここでビールを作っていた。

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港の見える丘公園から続く崖上を小港に降りると、下水処理場。
ようやく本日の目的、失われた海岸線に出たのだ。
ここに本牧十二天という海の守護神の神社があった。


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1192年には頼朝が朱塗り厨子を奉納とも。
今は立ち入り禁止で、看板にかつての賑わいを偲ぶばかり。

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産業道路(上が首都高速道路)に沿う形で、陸側に水路がある。
かつての海岸線だという。

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そのまま突き進むと、以前紹介した(→こちら)本牧の崖下に出る。
この崖下が昔の海岸線で、埋め立ての記念碑が佇む。


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本牧市民公園内を崖に沿って歩いて、本日の最終地点の間門に至る。
マイカル(現イオン)からくる本牧通りと産業道路の合流点だ。
埋め立て前は、避暑客や海水浴客でにぎわったところ。


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歩いた距離7キロだったが、腰に来た。
我慢してもう少し歩いてカフェハンズ(→こちら)で美味しいコーヒーを味わった。
それにしても、本牧の崖をよくぞ自然のまま残したものだ。
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横浜、クリスマスの夜景

クリスマスの夜、防寒着を着込んで夜景を撮りに出かけた。
JR石川町駅で下車して、まずは元町。


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続いてマリンタワー。
4色に変化する。


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山下公園は人影はまばら。
姉妹都市のサンディエゴから贈られた「水の守護神」像も寂しげ。
一方、ニューグランドのフロアーではバンド演奏が行われている。

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大桟橋のウッドデッキをカップルたちが三々五々行く。

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「夜景だけだと寂しいんで、後ろ姿と一緒に写させて。」
女「ええ、いいわね。」男「うん。」
人間、幸せだと心が広い。

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赤レンガ倉庫ではクリスマスマーケットを開催。
国際色豊かな屋台が出て、大変な人込み。
倉庫の横手は静かに語らえる空間。

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ワールドポーターズも賑やかだ。

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日本丸の舳先にはトナカイの電飾も。

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数日前の磯子区役所ロビー。
昨年に続いて、ペットボトルでできたツリー。

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自宅のクリスマス人形。
キリストの誕生日は不明だそうな。

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今年も1年暮れてゆく。
大過なく過ごせたことに感謝。

上大岡駅周辺を歩く会

「上大岡の歴史ロマンを歩こう」という集まりに参加した。
講師は京急・上大岡駅東口で花屋を営むご主人と港南歴史協議会の方。
駅東口にある子育て地蔵の前で、早速、古い資料をもとに解説。


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駅近くには明治期に地元の方が建てた源為朝(鎮西八郎)の祠がある。
保元の乱(1156年)で敗れた為朝が隠れ住んだというのがここ。
歴史上の人物とのかかわりだけに、地元愛一杯の大塚さんに力が入る。

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駅から5分も歩くと、住宅に囲われて畑が出現。
この時季は寒々しいが・・・

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夏にはひまわりの迷路が作られ、ちょっとしたスポットとなる。
このイベントも大塚さんたち商店街の方々の骨折りによる。
(写真:2013年7月)

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ここからは登り路となる。
石屋さんのこの建物、関東大震災前のものだと。
粗雑な造りだが、結構地震には強いのだと、みなで感心。


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上大岡墓地の中をさらに登る。
昔、ここには火葬場があったとのこと。
それで、ここが墓地なのかと納得。

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「震災横死者の碑」を説明する田代さん。
裏面には多数の女性の名前が刻まれている。
震災で亡くなった紡績工場?の女工さんを悼んで建てられたもの。

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墓地の端に立つ真言宗の眞光寺。
境内には花の咲く樹が多いので、その時期に再訪しよう。
本堂の屋根の上に注目との話で、見上げると・・・

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何と、この形、あの奈良・東大寺の大仏殿の鴎尾(しび)にそっくり。
高さが1.6メートルあるだけに威圧感十分。

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今回の最終目的地は、「黒船の見えた丘」。
黒船来襲時には、この丘には見物人が集まり、茶店も出たとのこと。
今は、みなとみらい地区の良い展望地となっている。

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ここ上大岡駅東口商店会の皆さんは特技を活かした活動をしている。
今回、頑張る商店街に触れることができた。
花を買いに行こう。

日本であって日本でない根岸台

JR根岸駅の真ん前の丘に登るとあるのが「ドルフィン」。
その昔、ユーミン(荒井由美)の歌「海を見ていた午後」に出てくるレストラン。
今でも赤いネオンを目当てに東京くんだりからカップルが集まる。

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その近くに見かけない色彩と形の大型車両たち・・・
バンパーに「U.S.NAVY」とあるので米陸軍の車両だ。


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ここは根岸住宅地区と呼ぶ43万㎡にもなる米軍基地。
建物は米軍の消防署。基地内の住宅385戸を火災から守る。


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米軍基地なので日本人は立ち入れない。
昔、友達と車で強硬突破したことがある。

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道路沿いのオブジェ?
いや、米軍が管理する消火栓。
すでに全域の返還が決まり、基地内の住宅はすべて空き家状態。


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基地の森の奥に顔を出す大型のユーモラスなオブジェは?

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基地のフェンス沿いに歩いていくとヨーロッパの古城を思わせる姿。
日本初の外国人用の競馬場のスタンドだったもの。
関東大震災で崩れ、今に残るスタンドは1930年の完成。

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建物はすでに返還されているが、強度に問題があり立ち入れない。
ユーモラスに見えたのはエレベーター塔の丸窓。


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スタンドの前側は当然、競馬場の馬場だった。
そのエリアはすでに根岸森林公園として公開されている。
時には、ベンガルワシミミズクを訓練している人に出会う。

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基地の中にカメラを向けたら、「お父さん、中を映さないで。」と。
なんでよと、言っても始まらない。まだ、ここはアメリカなのだ。
全体の返還は決まったが、利用計画はこれから。
民有地が半分以上を占めることもあって、地主の意向確認がネックのようだ。

横浜開拓の守護神

昔、大岡川の河口は釣り鐘状の浅海だった。
吉田勘兵衛は自費でこれを埋め立てて農地(吉田新田)とした。
両側(大岡川と中村川)と中央(今の大通り公園)に水路が設けられた。
(写真:横浜市歴史博物館の資料より)


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埋め立てには周囲の山を切り崩した土砂を用いた。
その一つが天神山で、京急・日ノ出町駅の裏に「天神坂碑」が立つ。

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埋め立て完成から、今年で350年。
吉田新田(橙色ラインのエリア)は今でこそ主役の座をMM地区などに取って代わられたが、横浜発展の礎となった。
(写真:ランドマーク展望台から。手前が大岡川の河口)

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9月15日から3日間が、この地の守護神・日枝神社の例大祭。
地元では「お三の宮」と呼ばれるのは、埋め立ての人柱となった「おさん」の伝説による。

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16日は時折の雨の中の大神輿巡行。
猿田彦神もお付きの神職も雨合羽姿に。

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横浜随一の大神輿は小型トレーラーが引く。
神社を出発した神輿の行列は一日をかけて地区全域をくまなく回る。

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50もあるかという町内会がそれぞれ神輿を出迎える。

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ところどころに設けた御旅所では湯茶の接待も。
神輿が神社に戻るのは夜8時過ぎ。

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おさんの伝説が生まれるほど、埋め立ては困難を極めた。
日枝神社の裏には堰の安全を祈った堰神社まである。
現代では咳の神様として信仰されている。

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高島嘉右衛門、浅野総一郎と並んで吉田勘兵衛は横浜発展の立役者。
小学校で習ったこれらの偉業は私の記憶に鮮明に刷り込まれている。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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