桜と桃の競演

4月8日、例によって中央本線の普通電車で、ひと月ぶりに農の里に向かいました。

自宅の最寄り駅では八重桜がすでに満開。

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笹子トンネルを出た最初が甲斐大和駅。武田家終焉の地でもある。
標高が高いためソメイヨシノが咲き残っている。
写真の奥に小さく南アルプスが見える。


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いつもお世話になっている115系電車が入線。
この田舎っぽい塗り分け、長野色というそうだが、好きだなあ・・・


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前日は横浜も強風だったが、甲府の先で樹が線路に倒れ、電車は不通。
甲府駅から小渕沢駅へは代行バスが運行された。
持参のサンドイッチをぱくつく。観光旅行の気分。


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運よく最前部なので視界良好。前方には南アルプス。
途中の韮崎駅ではJR関係者が鳩首会談。
電車は再開したが、代行バスは小渕沢まで続行に決定。やったー。


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穴山駅を過ぎたところで桃畑の中を走行。これが私のお目当て。
大当たりでした。満開。車中も歓声の渦。
写真は八ケ岳が背景だが、反対側にも桃畑と南アルプス。


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日野春駅では白い花が、これも満開。
桜っぽくない。この時期、白い、この手の花はスモモだが・・・
100分のバスの旅。再開した電車が先に到着していたが、みな満足。


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小淵沢駅から農の里に向かう、その途中に「神田の大イトザクラ」。
老齢のためネットで保護中。車もこの時期通行止め。
八ケ岳を背景に威風堂々。山梨が誇る桜である。


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その脇を115系普通電車。
写真の右手には南アルプスの雪山が・・・。
山と花と電車をお目当てに大勢のカメラマンが右往左往。


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さらに農の里へ車で10分のところの道端に「東原のイトザクラ」。
こちらはまだ有名になっていないが、樹齢がすでに100年。
写真で、桜の足元に見えるのが八ケ岳。花見客は私一人だけ。


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甲斐の国でも平地では葉桜だが標高の高いところの桜はまっ盛り。

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甲斐のひな飾り

2月23日、塩山駅で途中下車して駅前にある「甘草(かんぞう)屋敷」(→甲州市観光協会HP)のひな飾りを見学した。

「甘草屋敷」は、その昔、幕命により薬用植物の甘草を栽培していた旧高野家の住宅。
主屋・附属屋9棟すべてが重要文化財に指定されている。


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屋敷内には家族連れの観光客が何組も来ていた。

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琴の演奏で雰囲気を盛り上げる。

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湾曲した梁の下、さまざまなひな飾りで埋め尽くされている。
ひな人形の歴史はは平安初期にまでさかのぼるそうだ。


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もっとも一般的な七段飾り。

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「雛の吊るし飾り」。
ひな段の両側に吊るす風習で、伊豆の稲取地方に江戸時代から伝えられているのが有名。
ここに飾られているのは市民手作りのもの。


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こちらはドングリの殻斗(「カクト」。帽子とか、お椀と一般に言う。)を使った新作もの。
お母さんに教えたい。


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こちらのひな段飾りは見慣れない様子が・・・

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「御殿飾り雛」と言うそうで、京都御所の紫宸殿をモデルにしたもの。
大正末から昭和中期頃に普及したが、その後七段飾りに取って替わられたと。何か違和感があるなあ。


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甘草屋敷前には信玄公の像。
山梨はどこに行っても武田家の所縁(ゆかり)物が多い。


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ここ甲州市内各所では4月中旬まで雛飾りの展示がされている。
桃の花で盆地全体が埋め尽くされるまであとひと月。

甲斐の銘菓「月の雫」パート2

今回(11月23日~25日)、農の里からの帰路、甲府で途中下車した。

甲州ブドウを砂糖でくるんだお菓子として、「月の雫」がある。
以前、紹介したのは元祖を名乗る松林軒さん
今回は、やはり甲府市内のお店、風月堂さんの「月の雫」。


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甲府「風月堂」さんは、明治27年創業と。
全国各地に風月堂というお菓子屋さんがあるが、やはり東京にある風月堂の暖簾分けのようだ。


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20個入りで945円。
松林軒さんのは個包装していたが、こちらは個包装の代わりに内蓋がある。


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問題の、ぶどうと砂糖の比率は、
松林軒さんは、ぶどうが6グラム、砂糖が12グラムだったのに対し、
風月堂さんは、ぶどうが5グラム、砂糖が6グラムだった。
砂糖を少なく、口溶け感を大事にしたというのが風月堂さんの売り。


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ところで、この電車は中央本線を走る総2階建の「ホリデー快速やまなし」。(先頭車両は1階部分に機械室)
週末のみ走るシーズン電車。
運賃だけで乗れるので重宝しているが、今シーズンは25日が最終ランでした。


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電車まで、シーズン終了。
農の里も冬ごもりの準備へ。

甲斐の銘菓と里の水彩画

八ヶ岳南麓・農の里は中央本線の小淵沢駅が最寄り駅となる。
今回、甲府駅で途中下車した。


甲府駅南口から徒歩10分、銀座通りにある松林軒

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天保3年創業の菓子店。
昔の店舗を描いた額が店内に掲げられている。


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元祖「月の雫(しずく)」を名乗る。
ぶどうの粒を砂糖液に落としたことがきっかけで生まれたとの謂れ。
現在、同じ名前で複数の菓子店が生産しているが、松林軒のものは初めて購入した。


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丸ごとの生の甲州勝沼産のぶどうに、砂糖が分厚くコーティングされている。
1粒を計ったら、ぶどうが6グラム、砂糖が12グラム。
今の時代、砂糖が多すぎると思われた。


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次に、小淵沢駅の一つ手前、長坂駅近くにある「おいでや」ギャラリーに寄った。

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北杜市が管理する市民開放施設。
いろいろな展示会などに使われているようだ。
昔、旅館だった建物で、ここに移築され、最近までは医院だったとのこと。


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今回は、栗原成和氏の水彩画展が開かれていた。
氏は、八ヶ岳周辺の自然や集落を中心に描かれている。
われらの活動の場、農の里にも何度も通い、描いている。(この写真は、残念ながら須玉町の大渡集落)


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水彩で描く自然の中にたたずむ集落の情景。
愛おしく、心休まるものだった。
自分も描いてみたいとの思いを、さらに強くした。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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