ワンダフルな戌年に

皆様も穏やかな元旦をお迎えのことと思います。
お御籤のとおりに「初めは思わしくないが後は必ずよし」の気持ちで今年も過ごしてまいります。


P1080819.jpg

戌年とあって、窓辺に飾られた犬の置物。
12年前、近くの岡村天神の初詣でいただいたもの。

P1080813.jpg

近年の初詣は、もっと近くの日枝神社で済ませている。
参道右側の、口を開いた阿(あ)形の狛犬。

P1080815.jpg

左側は、口を閉じた吽(うん)形の狛犬。
両方とも狛犬と言ってるが、右は獅子で左が犬だとか。

P1080814.jpg

県庁の桜木町寄り、商工中金横浜ビル前にあるブロンズ像。
故藤原吉志子氏作、「財布をくわえた犬(どうしようかな?)」
この愛嬌も犬の良さ。


P1080798.jpg

コンクリートの隙間から伸びた木・・・

P1010846.jpg

イチジクを小さくしたような実。イヌビワ。
植物の名でイヌが使われると、下等なといった意味合いだ。

P1010847.jpg

年賀状はやめましたが(→こちら)、代わりにブログで今年も他愛無い話題をお楽しみください。
スポンサーサイト

つちぼとけ

私の好きな画家の一人が平山郁夫さん。
画伯の生まれは広島県尾道市瀬戸田町の生口島。
2005年10月、その故郷にある平山郁夫美術館を訪ねた。
写真中央の黒板壁の2階建てが画伯の実家。


2005.10.10生口島と宮島 019

美術館ロビーに掲げられた画伯の出世作である「仏教伝来」。
この作品だけ写真に撮って良いとのことだったので、はいポーズ。
今回調べて分かったが、これは原寸大の陶板画だった。

2005.10.10生口島と宮島 010

敬愛する画伯作品の展覧会が横浜SOGOで開かれ、本物の「仏教伝来」と対峙することができた。

P1080665.jpg

見終わって、上のイベントホールに行ってみたら「つちぼとけ展」。
土をひねって焼いた「つちぼとけ」を展示、即売している。
大田区の本寿院・三浦尊明師(写真)が製作を指導している。

P1080620.jpg

生徒さんらの高さ5センチに満たない愛らしい仏さんたち。
売上額の全額がラオスの小学校建設にあてられる。
この9月に3500名の協力(購入者)でパックラオ小学校が完成したと。


P1080619.jpg

小鉢に乗った1センチほどの仏さんを作った生徒さん(おばさん)に、
「この一番小さいの可愛らしいですね。これを…・したいのです。」
おばさんも満面の笑み。


P1080618.jpg

自宅の庭の五葉松の盆栽。
25年ほど前、妻の祖母が「もう、私は面倒できないから。」と、私が譲り受けたもの。
その時点でも30年は経っていようかという盆栽。


P1080653.jpg

その根元に「つちぼとけ」を置いた。

P1080652.jpg

顔は爪楊枝で描いて先生から褒められたと、嬉しそうだったおばさん。
今日も二つ目の小学校を目指して、土と戯れていることだろう。


P1080658.jpg

亡き義祖母は花づくりとマージャンが趣味だった。
私が訪ねていくと花談義が延々と続いたものだった。
仏さんと仲良く五葉松を見守っていってください。南無阿弥陀仏。

旅する家具

JR大船駅東口には昭和の匂いのする商店街が広がる。
6時には満席となる酒場「鶴恵」の2軒先にあるのが「OFUNAレパブリック」。
ペンキ塗りの古材が海辺のカフェといった雰囲気を醸し出す。

P1080590.jpg

店内も鶴恵とは対極の様相。
サーフィンでもやっていそうなマスターに迎えられる。

P1080599.jpg

ここでは世界各地のビールが飲める。
ホップが効いた「ビンタン」とフルーツ味のする「バリハイ」で乾杯。
いずれもジャワ島産のビール。


P1080591.jpg

メニューを見ると、スパイスの効いたものが多いが、
ソーセージ、ピクルス、アボガド・・・・をつまみに焼酎のお湯割り


P1080597.jpg

ところで、店の雰囲気づくりの主役がテーブル類。
天板は何やら古材を接ぎ合わせたもの。

P1080595.jpg

それに鉄材の足が付いている。

P1080596.jpg

作ったのは中井の畑から車で10分ほどに工房があるグルーニークルー。
ジャワ島やバリ島で捨てられたカヌーの廃材を現地で天板に仕上げ、

P1080536.jpg

これも現地で製作させた鉄材とともに、ここで組み上げている。
「木を切り倒さずに作れる家具グリーム」としてヒットしている。

P1080541.jpg

これは使わなくなった座卓から天板を切り取り、それに東急ハンズで求めた足を取り付けられるようにしたもの。私の30年前のアイデア。
人数が多い時に延長テーブルとして活躍している。

P1080527.jpg

インドネシアの海で活躍していたカヌーが家具として蘇っている。
水に強く適度の固さのチーク材は家具にももってこいなのだ。

座卓は、母の結婚の際に山のケヤキを切って作ったものだった。
切られて70年。一切のそりも割れも出ないケヤキもすごい。

君の名は

農の里の最寄り駅は、JR小海線の清里駅。
北へ海ノ口、海尻と過ぎて、7つ目に線名となっている小海駅。
とんがり屋根の、ちょいモダンな駅舎だ。


P1080163.jpg

その駅近くの住宅の間に、パイ菓子がおいしい敷島屋さんがある。
火の見櫓が目印だ。


P1080162-2-2.jpg

長野市でお店を営んでいたが、小海町に帰り、実家の前に開店。
昼過ぎだったので、ショーケースに残っているのは僅か。
でも、40年のこだわりというロールパイをゲットできた。

P1080159.jpg

農の里で夕食後に食べてみると、生地のサクサク感がお見事。
中のクリームの程よい甘さもこの上ない。

P1080177.jpg

小海駅の一つ手前が松原湖駅。
西へ八ヶ岳に向かって行くと、八ヶ岳の噴火で生まれた松原湖。
昔は大きな湖だったので、この辺り「海」が付く地名が生まれた。

P1080171.jpg

松原湖のさらに奥に、小海町高原美術館がある。
安藤忠雄の設計で、景観に配慮して高さを抑え、白樺に囲まれるようにして建つ。

P1080169.jpg

屋上に立てば、新雪を被った浅間山を望める。

P1080164.jpg

現在は、新海誠展。
空前的なヒットとなったアニメ映画「君の名は。」の監督。
その出身地が小海町。本名は新津で、新海の名は小海からか?


P1080168.jpg

「君の名は」と言えば、1952年から54年のNHKラジオドラマであり、佐田啓二と岸恵子主役の1953年の映画。
その佐田啓二は、1964年37歳にして、国道20号(現在・主要地方道6号)の塩川橋(韮崎市)で交通事故死。
当時の橋は架け代わり、今は自然石が据えられ安全を見守る。

P1080192.jpg

ラジオドラマの放送時間帯は女湯ががら空きになったと。
岸恵子の真知子巻きが流行ったと。
敷島屋のロールパイは何重にも巻かれていた。

愛の母子像

小学3年生の1年間だけ、近所の家で絵を教えてもらっていた。
その年(昭和33年)は東京タワーが竣工した年でもあった。
8月の教室の最中、経験したことがないような大きな音がした。
近所に米軍機が落ちたことを知り、早速見に行った。
大きなすり鉢状の穴が開いていた。
パイロットは死亡。住民1名重傷、軽症7名。6棟全半壊。(県ホームページより)

PICT0249.jpg

1977(昭和52)年9月27日、青葉区荏田北に米軍機が落ちた。
二人の幼児が亡くなった。
母(和枝)は、子らの死は当初知らされず火傷と戦ったが、4年4か月後にむなしく亡くなった。
和枝の父(勇)は、その一切を「あふれる愛を継いで」にしたためた。

P1070693.jpg

事件の現場からはやや離れるが、横浜線・十日市場駅近くに「ハーブガーデン和枝園」がある。
勇さんが作ったもので、障害者たちの休憩スペースともなっている。
初夏にはラベンダーが咲き、和枝さんを忍ぶ人たちが集まる。

P1070980.jpg

今はアメジストセージがきれいに咲いている。
花言葉は「家族愛」


P1070979.jpg

1985(昭和60)年、遺族らから市への寄贈の形で、港の見える丘公園に「愛の母子像」が設置されたが、事件のことを記すことは許されなかった。

P1070727.jpg

2005年、当時の中田市長の英断により、事件の概要を簡潔に記述した碑文が添えられた。


P1070608.jpg

像があるのは公園内でもひっそりとしたフランス山地区。
母子の視線の先には、木の間越しにベイブリッジがある。
たまに通るカップルは、像には気が付かないで通り過ぎる。

P1070612.jpg

港の見える丘公園は、近年バラを多く植栽している。
そんな中に、「カズエ」という名札のバラが2株ほど植わっている。
志ある方が作り出し命名した新品種。

P1070725.jpg

和枝さんのため、千人を超す人が皮膚提供を申し出て、80人以上が実際に移植した。
でも、最後は国によって精神病院に送られていた。
愛する子供をいっぺんに失った悲しみ・憤りをぶつける先は最後までなかった。
27日で40年が経つ。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

カレンダー
06 | 2018/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
訪問者数
お知らせ
<コメントをお送りください>
●各記事の末尾(スポンサーサイトの下)に「コメント:数字」があり、これをクリックすると投稿欄が出てきます。
●お名前(適当に)と本文を書いて、簡単な数字の入力が求められ、あとは送信ボタンを押すだけ。ご自身のアドレスなどの欄は空欄でOK。
●コメントはどうも・・・という方は、拍手のボタンを押してください。ブログを立ち上げなおすと、拍手の数が増えたのが確認できます。
最新コメント
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
最新トラックバック