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想い出の横浜市電

1972年(昭和47年)に横浜の市電は全廃になった。
その翌年、旧滝頭電車車両修理工場跡地に横浜市電保存館が開館した。


保存館は浜マーケットから歩いて10分ほど。
今年で開館40周年となる。
建物の2階以上は市営住宅となっている。

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異なる型式の6両の市電が修復され、展示されている。

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木がふんだんに使われている。
でも記憶にあるのは、床板がこんな感じだったこと・・・


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子供たちが目を輝かすのはジオラマのほう。
OゲージとHOゲージの鉄道車両が毎日5回プログラム運転される。
他に市電だけだが、本物のマスコンを使って無料で運転ができる。

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ところ変わって、自宅近くの久良木公園。
その一角に市電が一両保存されている。
でも長らく放置されたままで、ガラスは割られ、錆だらけだった。

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神奈川新聞の記者が見かね、地元の業者が手助けをし、昨年春に元の姿を取り戻した。

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以来、毎月1回程度だが、一般開放されているようだ。
子供はすぐさま、動かせるものに飛びつく。

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車内灯など無くなってた部品は似たものをかき集めて修復したようだ。
大人は昔の写真に見入っていた。


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高いフェンスで囲まれていてもいたずら放題だった。
どうしたらこの姿のままで守ってあげられるだろうか。
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修復

古いものを大事にする
修復して展示し見てもらう
ほんとに大事にしていきたいものですね
でも長く維持をするにはお金がかかりますね

久良木公園

久良木公園にも市電が展示してあるのですね。大きな公園だということはわかっていましたが、市電の存在は知りませんでした。
でも、露出の静態展示では、地方のSL公園のように予算とか何とかで手がかけられず、悲惨な状態になってしまうことが多いようです。
お写真を拝見する限り、きれいに復刻されているようですね。今度行ってみます。

Re: 修復

yukiさん、もう二度と作れないだけに大切にしたいです。
今回は皆さんボランティアで修復したようです。
その経過の一部は記事として報道されました。
今度の維持費も大変かと思います。
絵はがきセット500円の募金が行われています。

Re: 久良木公園

となりのじろろさん、この公園以外にも何箇所か市電が屋外保存されているようです。
でも、人目に付きにくい所に、金網で囲って、忘れられたように置いておくのは良くないと思います。
その結果、悲惨な荒れ果てた姿になっていたのです。
今回のように不定期ながら、ふれあえるようにして愛着がわくようにするのは良いことと思います。
復刻にはいくつものドラマがあったようで、記事にもなっています。

No title

市電保存館には、子供たちと何度も何度も行きました。
子供たちは、何度行って全くあきることなく見入って、遊んでいましたが、親としては「またか」といささかうんざりしていました。
でも、もうそんな日々もとうに過ぎ、さみしい限りです。
最後に行ったのは、何年に前のことだったか。

Re: No title

メイの家さん、何度も行きましたか。
近いのに、私は初めてでした。
うちの子供らはあまり興味を示さなかったこともあり。
でも、乗り物は動いてこそです。
東急の「青ガエル」の模型が展示してあったのが嬉しかった。

プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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