食用菊

貴重な晴れ間、中井の畑で作業を楽しむ。
この区画のトマトを抜いて、ソラマメを2畝分、蒔く。
手前の畝のブロッコリーは青虫がついているので、ネットを掛ける。

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地這いのミニトマトは雨で実が割れて、ほとんど収穫にならない。

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ダリアは茎が倒れているが、鮮やかに咲き誇っている。

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崖の草むらに咲くアキノチョウジ。
シソに似た紫の色合いが清楚だ。


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黄色の食用菊が咲き出した。
紫色のモッテノホカ種はすでに終わっている。

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食用菊には体内の解毒物質(グルタチオン)の産生を高める効能がある。
それで、刺身など料理のつまにも使われる。
まず、花の真ん中を押さえて花弁をむしり取り、酢水で茹でる。

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小松菜、大根おろし、チリメンジャコと混ぜ、三倍酢で味をつける。
日本の味だ。


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食用菊には発がんの予防作用や悪玉コレステロールを抑えるとも言われている。
これまで余り好きでなかったが、いろいろと使ってみよう。
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日本であって日本でない根岸台

JR根岸駅の真ん前の丘に登るとあるのが「ドルフィン」。
その昔、ユーミン(荒井由美)の歌「海を見ていた午後」に出てくるレストラン。
今でも赤いネオンを目当てに東京くんだりからカップルが集まる。

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その近くに見かけない色彩と形の大型車両たち・・・
バンパーに「U.S.NAVY」とあるので米陸軍の車両だ。


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ここは根岸住宅地区と呼ぶ43万㎡にもなる米軍基地。
建物は米軍の消防署。基地内の住宅385戸を火災から守る。


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米軍基地なので日本人は立ち入れない。
昔、友達と車で強硬突破したことがある。

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道路沿いのオブジェ?
いや、米軍が管理する消火栓。
すでに全域の返還が決まり、基地内の住宅はすべて空き家状態。


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基地の森の奥に顔を出す大型のユーモラスなオブジェは?

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基地のフェンス沿いに歩いていくとヨーロッパの古城を思わせる姿。
日本初の外国人用の競馬場のスタンドだったもの。
関東大震災で崩れ、今に残るスタンドは1930年の完成。

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建物はすでに返還されているが、強度に問題があり立ち入れない。
ユーモラスに見えたのはエレベーター塔の丸窓。


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スタンドの前側は当然、競馬場の馬場だった。
そのエリアはすでに根岸森林公園として公開されている。
時には、ベンガルワシミミズクを訓練している人に出会う。

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基地の中にカメラを向けたら、「お父さん、中を映さないで。」と。
なんでよと、言っても始まらない。まだ、ここはアメリカなのだ。
全体の返還は決まったが、利用計画はこれから。
民有地が半分以上を占めることもあって、地主の意向確認がネックのようだ。

菌活?のカフェ

今春、横浜市内で緑化フェアが開催された。(過去のブログ→こちら
その会場の一つだった里山ガーデンで、秋のフェアが行われている。
コスモス、百日草、ペンタス・・・色鮮やかだ。

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里山ガーデン最寄りのJR中山駅近くに「753カフェ」がある。
住宅地の中の木造平屋建ての古い民家だ。
敷地はさして広くないが松と桜の大木が目を引く。

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畳敷きをフローリングにしていて土足のまま上がる。
ちょうど昼時で満席状態。
窓際で庭を見ながらは気持ちよさそうだが、ゆったり感はない。

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一つの部屋の天井を抜いてある。
マダム?に「冬は寒くない?」「えー、とっても寒いですよ。」
冬はブラインドでも掛けるようにしたらと、思わざるを得ない。

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有機コーヒーとかを注文。
ぬるかったのはいただけない。
カフェハンズを見習ってほしい。(過去のブログ→こちら

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このカフェの売りは「菌活」ランチ。
菌活とは、麹菌や乳酸菌など菌類を用いた食事で健康を目指すこと。
食べたのは1汁1菜の定食、500円。
1菜はキノコのコンフィを選んだ。キノコも菌類なのだと。

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菌活は世の7割の女性が実践しているそうだ。
私の家では意識しないで既にやっている。
朝食に、自家製塩麴入りの野菜炒めや、自家製のヨーグルト。

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夕食だと、キュウリやナスのぬか漬け。

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昆布と鰹節から出汁を取って作る味噌汁も欠かさない。
味噌は以前は農の里で作っていたが、今年は初めて自宅で作った。
今日、その甕(プラ製だが)を開けたら、うまく熟成していた。


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菌活の食材は、他にチーズ、キムチ、納豆や甘酒なんだと。
甘酒が良いなら、日本酒やビールなども菌活の部類なのだろうか?

このカフェ、今年4月、NHKの「ふるカフェ系 はるさんの休日」で取り上げられた。

愛の母子像

小学3年生の1年間だけ、近所の家で絵を教えてもらっていた。
その年(昭和33年)は東京タワーが竣工した年でもあった。
8月の教室の最中、経験したことがないような大きな音がした。
近所に米軍機が落ちたことを知り、早速見に行った。
大きなすり鉢状の穴が開いていた。
パイロットは死亡。住民1名重傷、軽症7名。6棟全半壊。(県ホームページより)

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1977(昭和52)年9月27日、青葉区荏田北に米軍機が落ちた。
二人の幼児が亡くなった。
母(和枝)は、子らの死は当初知らされず火傷と戦ったが、4年4か月後にむなしく亡くなった。
和枝の父(勇)は、その一切を「あふれる愛を継いで」にしたためた。

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事件の現場からはやや離れるが、横浜線・十日市場駅近くに「ハーブガーデン和枝園」がある。
勇さんが作ったもので、障害者たちの休憩スペースともなっている。
初夏にはラベンダーが咲き、和枝さんを忍ぶ人たちが集まる。

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今はアメジストセージがきれいに咲いている。
花言葉は「家族愛」


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1985(昭和60)年、遺族らから市への寄贈の形で、港の見える丘公園に「愛の母子像」が設置されたが、事件のことを記すことは許されなかった。

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2005年、当時の中田市長の英断により、事件の概要を簡潔に記述した碑文が添えられた。


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像があるのは公園内でもひっそりとしたフランス山地区。
母子の視線の先には、木の間越しにベイブリッジがある。
たまに通るカップルは、像には気が付かないで通り過ぎる。

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港の見える丘公園は、近年バラを多く植栽している。
そんな中に、「カズエ」という名札のバラが2株ほど植わっている。
志ある方が作り出し命名した新品種。

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和枝さんのため、千人を超す人が皮膚提供を申し出て、80人以上が実際に移植した。
でも、最後は国によって精神病院に送られていた。
愛する子供をいっぺんに失った悲しみ・憤りをぶつける先は最後までなかった。
27日で40年が経つ。

横浜開拓の守護神

昔、大岡川の河口は釣り鐘状の浅海だった。
吉田勘兵衛は自費でこれを埋め立てて農地(吉田新田)とした。
両側(大岡川と中村川)と中央(今の大通り公園)に水路が設けられた。
(写真:横浜市歴史博物館の資料より)


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埋め立てには周囲の山を切り崩した土砂を用いた。
その一つが天神山で、京急・日ノ出町駅の裏に「天神坂碑」が立つ。

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埋め立て完成から、今年で350年。
吉田新田(橙色ラインのエリア)は今でこそ主役の座をMM地区などに取って代わられたが、横浜発展の礎となった。
(写真:ランドマーク展望台から。手前が大岡川の河口)

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9月15日から3日間が、この地の守護神・日枝神社の例大祭。
地元では「お三の宮」と呼ばれるのは、埋め立ての人柱となった「おさん」の伝説による。

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16日は時折の雨の中の大神輿巡行。
猿田彦神もお付きの神職も雨合羽姿に。

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横浜随一の大神輿は小型トレーラーが引く。
神社を出発した神輿の行列は一日をかけて地区全域をくまなく回る。

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50もあるかという町内会がそれぞれ神輿を出迎える。

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ところどころに設けた御旅所では湯茶の接待も。
神輿が神社に戻るのは夜8時過ぎ。

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おさんの伝説が生まれるほど、埋め立ては困難を極めた。
日枝神社の裏には堰の安全を祈った堰神社まである。
現代では咳の神様として信仰されている。

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高島嘉右衛門、浅野総一郎と並んで吉田勘兵衛は横浜発展の立役者。
小学校で習ったこれらの偉業は私の記憶に鮮明に刷り込まれている。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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