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大磯城山公園

中井の畑の帰り、県立大磯城山(じょうやま)公園に寄った。
開園は1987年で、もとは三井財閥の別荘地だった。
名前の由来は、古くは山城が築かれていたから。


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一番高いところに登ると相模湾から箱根連山を望むことができる。

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三井家別荘時代は、ここに城山荘本館が築かれていた。
全国の有名な古社寺の古材を使って建てたものだと。


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別荘時代には茶人・織田有楽斉が建てた国宝の茶室「如庵」もあった。
残念ながら、現在は名古屋に移築されているとのこと。
しかし、如庵そっくりに「城山庵」が建てられている。


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茶室の手前は休憩所になっていてお茶をいただける。
季節を写した和菓子。
この週末はライトアップだというが、今年は全然紅葉していない。


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園内でこの季節を飾る植物の一つがイソギク。
海辺に近いこの地で旺盛に咲いている。


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茶室前で見つけたムベの実。
アケビに似ているが、こちらは葉が常緑。

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園内にある大磯町郷土資料館。
この屋根の形・・・そう、城山荘本館の屋根に似せているのだ。

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三井の殿様は城山からの景色を楽しんだことだろう。
フランスから来たコストカッターは世界にいくつもの別荘をお持ちだったようで・・・
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障害者施設でコーヒー

最近、自治会の用事もあって地元の区役所に良く行く。
そんな折、帰りがけに併設の「カフェ ル・シェール」に寄る。
区内の障害者施設が運営している。


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明るい店内、明るい笑顔でほっとする空間だ。
コーヒーに必ずクッキーがサービスについて来る。

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区役所からJR新杉田駅方向に国道16号を行くと森町となる。
国道沿いの住宅地の中にあるのが「森の庭」。
木戸が開け放たれているのでそれと分かる。


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普通の民家だが、中で5,6人が白い服をまとって焼き菓子の製造中。
庭に椅子とテーブルを置き”庭カフェ”となっている。

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コーヒーとパウンドケーキを注文したら、ここもクッキーのサービス。
手伝いのお母さん?によれば、ここで作ったクッキーとのこと。

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JR新杉田駅の先にあるのが「いそご地域活動ホームいぶき」。
かなり多彩な事業を広域的にやっているようだ。

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コーヒーの後なので、今度はアイスティにした。
幼児を連れたお母さんたちが談笑している。
そんな中、一人ぽつねんと座っているだけの少女も居る。

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キーとバッグを繋ぐストラップを求めた。
商札に600円とあり、介助の事務員も「600円いただきます。」
すると、かの少女が「それは短い方のだから300円よ。」と厳しく?訂正。

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磯子区内の障害者施設22か所でパンや菓子、雑貨を作り販売している。

”害”の字を避けて、”障がい”と書く動きがあるという。
一方、それを姑息な考えだと非難する声もあるという。

保土ヶ谷のまちかど博物館

保土ヶ谷に「まちかど博物館」があるとの神奈川新聞を見て出かけた。
JR保土ヶ谷駅の西口前を旧東海道が通る。
江戸時代、程ヶ谷宿としてにぎわったところ。

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浮世絵に描かれた辺りは、今はJR東海道線が走る。
踏切を渡った突き当りが現在の国道1号。

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国道1号に沿う明治2年築の旅籠本金子屋跡。
8軒ある「まちかど博物館」の一つだが見学は外観のみ。

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駅の近くにあるのが4代続くという、そば屋の桑名屋。
「宿場そば」と名乗るように、まさに江戸時代にスリップしたかのような建物。

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中には宿場の資料が展示され、まさに博物館のよう。
女将から、程ヶ谷宿を描いた缶バッジをいただいた。

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駅から神奈川宿方向にしばらく行くと呉服のひろた屋。
写真右の銅製の道具は湯のし釜。
現代のスチームアイロンで、頭(横棒)に開けられた穴からスチームが出る。

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4軒目に訪ねたのは後藤印店。
本業は手仕上げの印鑑屋だが、活版印刷も行ってきたという。

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80歳を過ぎる?ご主人が活版印刷機の使い方を教えてくれた。
まず、円盤状の金属プレートにインクを乗せ、名刺用の紙をセット。


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活字はすでにセットされていたので、あとはハンドルを下げるだけ。
ぐっと力を入れて紙に活字を押し付ければ・・・

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私が印刷した「まちかど博物館」訪問証の出来上がり。

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後藤のお爺ちゃん、「名刺を活版でつくる人はほとんどいなくなって、不祝儀のはがきの印刷が少しあるくらいだよ。」
老舗といわれる8軒の館長さんたちは頑張っています。

庭の秋

今年は綺麗な紅葉を見ることができなそうだ。
街路樹のイチョウの葉が、台風でかなり枯れている。
各地で桜が異常開花していると聞いて近所を探してみた。

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桜の開花は見つからなかったが、庭のスモモが8輪ほど咲いていた。
桜の異常開花は、台風で葉が落ちて開花抑制ホルモンが効かなくなったため。
でも、このスモモはほとんど葉が落ちていないので別の原因か。


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庭の秋を探してみた。
35年ほど前、野草趣味の方から頂いた野菊の仲間。
この春植え替えたのが幸いして、可憐な花が鉢一杯咲いた。

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こちらは華やかな白花のシュウメイギク。
丸一山荘の庭から株分けして、毎年咲いている。


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赤実のピラカンサス。
野鳥、特にヒヨドリの大好物で、もうじき食べられてしまう。


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二つ仲良くオリーブの実。
グリーンから紫へと熟していく。


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庭に落ちたクヌギのどんぐり。

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そのクヌギ(写真右)とアカガシに巣をかけたジョロウグモの雌。
雄は十分の一ほどの大きさなので探さないとわからない。
10月から11月にかけて雌は大きな巣を張り、せっせと食べまくる。


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異常気象は自然界にも大きな影響を与えていることだろう。
今、最大級の台風がサイパンを過ぎ西へ向かっている。

神奈川の文学碑

韮崎の周五郎文学碑(→こちら)は浜田建治氏から存在を教えられた。
氏は退職後に神奈川を中心に全国の文学碑を探訪して回った。
2012年、その成果の一部を「神奈川の文学碑」として上梓した。
8月末、氏に初めてお会いし、汗の結晶たる同書を拝受するという栄誉に浴した。


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同書を手に、掘割川左岸、米軍根岸住宅に隣接する宝積寺を訪ねた。
鎌倉時代創建の真言宗の寺。
本堂前で住職のお内儀が花の手入れについて檀家の人と相談していた。

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「神奈川の文学碑」でこの寺にある坂村真民(しんみん)の詩碑を紹介している。
真民は仏教精神をベースにした優しい詩を多数残した。
真民詩碑は県内に14基あるが、うち7基がここにある。
山門手前の詩「二度とない人生だから」の巨大な碑にまず度肝を抜く。

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本堂向かって左の「念ずれば花ひらく」の碑。
この碑だけで全世界に465基あり、キリマンジャロの頂上にも座ると。
真民信仰ともいえるファン?の存在によるものか。

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本堂右の仏像台座には「風も光も仏のいのち」の詩が刻まれている。
台座足元には秋を惜しむかのように白やえんじ色の花。
この寺は花の寺でもある。


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2007年築のテラノホール壁面一杯に刻まれているのは経文。
真民がホウノキの花芯を筆にして書いたもの。(7つの詩碑には含まれない)
お内儀によれば、これだけの経文を刻んだ大きな碑は世界にないと。

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境内の裏手を登ると、掘割川沿いの集落越しに磯子の台地を望める。

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米軍住宅のフェンスに接して建つ共同永代供養墓。
台石に詩「この世の生 あの世の生 愛する花のごとくほのぼのとあらん」。

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その横の丸く可愛らしい石に詩「鳥は飛ばねばならぬ」。
以上、真民の詩碑5つを紹介した。
残りの2つも探しながらお訪ねあれ。


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再び本堂前に戻ると、落ちた殻の中から赤い実が弾けている。
ホウノキの実である。
真民がこよなく愛したホウノキが境内の各所に植えられている。

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浜田氏は県内にある詩碑のすべて2325基を調査したという。
退職金のあらかたを調査につぎ込んだとも。
本書を読むうちに、自分も訪ねたい気にさせられてしまう。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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