ハマ焼

先週の歩く会の際、上大岡駅東口にある北見家がコースに入っていた。
この辺りは北見を名乗る家が多いが、その中でも図抜けた門構えだ。

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森?を抜けると玄関。
元は3階建てだったが2階に改築したという、和洋混在の母屋。

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明るい青の屋根瓦、あれー・・・

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そう、この日眞光寺で見たばかりの鴎尾と同じ(→こちら)。

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北見家は関東大震災後、ここで焼き物を作って輸出をしていた。
京都から陶工や絵付師を招き、愛知の陶土に裏山の土を混ぜ、登り窯で焼いた。
家に残る横浜焼を見せていただいた。

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茶碗の裏に、「ハマ」の字を組み合わせた商標が入っている。
横浜市のマークになっているのと同じデザインで、それもあってかハマ焼とも呼んだ。


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売れるものはなんでも作ったのか、庭に置かれた犬ほどもあるガマガエル君もハマ焼。

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きょう、駅から少し南へ行った笹下の東樹院を訪ねた。

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空海の石像の傍らに立つこの2体の陶器もハマ焼。
立派な〇〇の狸と女の人との昔話(真面目な)があるようだ。

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ハマ焼の中でもっとも有名なのは、宮川香山の真葛焼。
これら皆、先の戦争で衰退してしまったのは残念。
海を渡ったハマ焼の狸君たちは健在だろうか。
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上大岡駅周辺を歩く会

「上大岡の歴史ロマンを歩こう」という集まりに参加した。
講師は京急・上大岡駅東口で花屋を営むご主人と港南歴史協議会の方。
駅東口にある子育て地蔵の前で、早速、古い資料をもとに解説。


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駅近くには明治期に地元の方が建てた源為朝(鎮西八郎)の祠がある。
保元の乱(1156年)で敗れた為朝が隠れ住んだというのがここ。
歴史上の人物とのかかわりだけに、地元愛一杯の大塚さんに力が入る。

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駅から5分も歩くと、住宅に囲われて畑が出現。
この時季は寒々しいが・・・

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夏にはひまわりの迷路が作られ、ちょっとしたスポットとなる。
このイベントも大塚さんたち商店街の方々の骨折りによる。
(写真:2013年7月)

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ここからは登り路となる。
石屋さんのこの建物、関東大震災前のものだと。
粗雑な造りだが、結構地震には強いのだと、みなで感心。


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上大岡墓地の中をさらに登る。
昔、ここには火葬場があったとのこと。
それで、ここが墓地なのかと納得。

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「震災横死者の碑」を説明する田代さん。
裏面には多数の女性の名前が刻まれている。
震災で亡くなった紡績工場?の女工さんを悼んで建てられたもの。

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墓地の端に立つ真言宗の眞光寺。
境内には花の咲く樹が多いので、その時期に再訪しよう。
本堂の屋根の上に注目との話で、見上げると・・・

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何と、この形、あの奈良・東大寺の大仏殿の鴎尾(しび)にそっくり。
高さが1.6メートルあるだけに威圧感十分。

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今回の最終目的地は、「黒船の見えた丘」。
黒船来襲時には、この丘には見物人が集まり、茶店も出たとのこと。
今は、みなとみらい地区の良い展望地となっている。

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ここ上大岡駅東口商店会の皆さんは特技を活かした活動をしている。
今回、頑張る商店街に触れることができた。
花を買いに行こう。

古怒田の集落

中井の畑を終え、昔行ったことがある古怒田(こぬた)の集落を訪ねた。
中井町南西端の丘陵地にあり、小田原市曽我と背中合わせにある。
コキア(→過去の記事)は盛りを過ぎ、アセビの苗が赤色のつぼみを付けている。

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新しい建物も多いが、集落の佇まいは昔とあまり変わらない。

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斜面の畑にはミカンが健在だが、一部はキウイに替わっている。
ミカンを貯蔵する倉庫も昔のままなのだろう。
もうすぐ収穫で忙しくなる。


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道真を祭る菅原神社とのこと。
〇〇天神という名前が一般的ではないか?

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30数軒が丘陵の谷間にひっそりと歴史を刻んでいる。

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自宅に帰って、前回訪問時の写真を見た。
それは1982(昭和57)年3月末、長男や近所の子供らを連れていた。
集落のかなり手前で車を捨て、砂利の広域農道を歩いた。

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ミカン畑の中をノブ君、カズ君、ワカナちゃん、オッ君、そして長男。

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白梅が咲く神社で一休み・・・
建て替わっているが、前回も菅原神社に来ていたんだと知った。

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集落の案内図も写していたのだった。
今昔を比べたら興味深いことが分かるかもしれない。


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この二人はなんで泥だらけになったんだろう・・・
この小田原に抜ける広域農道には、現在頻繁に車が通る。

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中井に住んだ8年間は、最も思い出深い年月だ。
自給自足の生活を夢見ながら、子供達と近所の野山を探検しまくった。

君の名は

農の里の最寄り駅は、JR小海線の清里駅。
北へ海ノ口、海尻と過ぎて、7つ目に線名となっている小海駅。
とんがり屋根の、ちょいモダンな駅舎だ。


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その駅近くの住宅の間に、パイ菓子がおいしい敷島屋さんがある。
火の見櫓が目印だ。


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長野市でお店を営んでいたが、小海町に帰り、実家の前に開店。
昼過ぎだったので、ショーケースに残っているのは僅か。
でも、40年のこだわりというロールパイをゲットできた。

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農の里で夕食後に食べてみると、生地のサクサク感がお見事。
中のクリームの程よい甘さもこの上ない。

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小海駅の一つ手前が松原湖駅。
西へ八ヶ岳に向かって行くと、八ヶ岳の噴火で生まれた松原湖。
昔は大きな湖だったので、この辺り「海」が付く地名が生まれた。

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松原湖のさらに奥に、小海町高原美術館がある。
安藤忠雄の設計で、景観に配慮して高さを抑え、白樺に囲まれるようにして建つ。

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屋上に立てば、新雪を被った浅間山を望める。

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現在は、新海誠展。
空前的なヒットとなったアニメ映画「君の名は。」の監督。
その出身地が小海町。本名は新津で、新海の名は小海からか?


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「君の名は」と言えば、1952年から54年のNHKラジオドラマであり、佐田啓二と岸恵子主役の1953年の映画。
その佐田啓二は、1964年37歳にして、国道20号(現在・主要地方道6号)の塩川橋(韮崎市)で交通事故死。
当時の橋は架け代わり、今は自然石が据えられ安全を見守る。

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ラジオドラマの放送時間帯は女湯ががら空きになったと。
岸恵子の真知子巻きが流行ったと。
敷島屋のロールパイは何重にも巻かれていた。

食用菊

貴重な晴れ間、中井の畑で作業を楽しむ。
この区画のトマトを抜いて、ソラマメを2畝分、蒔く。
手前の畝のブロッコリーは青虫がついているので、ネットを掛ける。

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地這いのミニトマトは雨で実が割れて、ほとんど収穫にならない。

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ダリアは茎が倒れているが、鮮やかに咲き誇っている。

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崖の草むらに咲くアキノチョウジ。
シソに似た紫の色合いが清楚だ。


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黄色の食用菊が咲き出した。
紫色のモッテノホカ種はすでに終わっている。

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食用菊には体内の解毒物質(グルタチオン)の産生を高める効能がある。
それで、刺身など料理のつまにも使われる。
まず、花の真ん中を押さえて花弁をむしり取り、酢水で茹でる。

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小松菜、大根おろし、チリメンジャコと混ぜ、三倍酢で味をつける。
日本の味だ。


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食用菊には発がんの予防作用や悪玉コレステロールを抑えるとも言われている。
これまで余り好きでなかったが、いろいろと使ってみよう。
プロフィール

Shige Haru

Author:Shige Haru
●小学校3年生のときの理科の宿題が「季節のたより」
●何の花が咲いた、何の鳥が鳴いていた、初カツオを、あるいはイチゴを食べた・・・と日記風に書き記した。今と違って食材にも季節が感じられた。
●そんな季節を感じられる便りを、八ヶ岳南麓の里と横浜の自宅から、お伝えしていきます(故あって、今しばらくは自宅からが主となっています)。

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